「妙見活法」とは、宇宙(自然)の法則をお借りした整体術です。正伝妙見活法協会では一千年の歴史を有する唯一正統なる「妙見活法」を第24代継承者である千葉吉胤妙星 司家が責任を持って本物の整体術を直接相伝いたします。正伝妙見活法協会には本物ゆえの長い歴史と正しい伝統があります。
公開日:2018年4月15日

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「妙見十王之活」の学理講座の感想レポートです。

始めに「妙見十王之活」と「縦横無尽」の関係性から考察を始めさせて頂きます。

自分が最初に感じたのは、

何故「妙見縦横之活」と言う名称では無く、「妙見十王之活」になったのか?と言う事でした。

教伝の流れから行くと、

「妙見北斗之活」は救済(九)がその目的であり、

その次に来るのだから十であるとの説明を受けました。

それ以外の理由を考えた時に、十王と言う字を分解すると、十と一が二つづつ有ります。

+-+-

まるで「正反正反」「虚実虚実虚実」「陰陽陰陽」

のように相対的な世界ですね。

これは数式で行くと✖︎(掛け)が無い状態、即ち欠ケが無い円満具足の状態を表します。

縦横無尽の作用を出す為(自在性)には欠ケがあってはならないと言う事なのかも知れません。

【縦力】

「縦」について考察します。

縦横無尽の世界の中で、最初の方にこの「縦」が来ます。

縦は別の字に変換すると「立て」「盾」「建て」等が挙げられます。

学理講座の冒頭にも、身体の不具合を治す「手立て」と言う言葉がある通り、

まずは最初の段階として「縦」が来るのだと思います。

便宜上、この「縦」の作用を「縦力」と呼称します。

この「縦力」の特性として、

「伸ばす」「上がる」「下る」「落ちる」「引き上げる」「打ち上げる」「救う」「促進」

等が有ります。

後述する「横の作用」=「横力」が平面の世界(2D)で有れば、

この「縦力」は立体の世界(3D)であると言えます。

平面である円に高さ(縦)を加えると立方体になります。

他の殆どの整体や操法が人間の身体を平面で捉えるのに対して、

妙見活法整体では、人間の身体を立方体と認識するのが決定的に異なる部分です。

又、「縦力」は「重力」でも有ります。

この「重力」は横の動きでは無く「縦」の動きです。

自分達は日頃忘れがちですが、水や空気、食物と並んで絶対的に必要なものはこの「重力」です。

以前、テレビで見ていた番組で宇宙ステーションについて科学者が

その実現性についてコメントをしていました。

「もし、将来的に人間が宇宙ステーションで住むとしたら真っ先に考えなければならないのは重力です。」

「その重力は宇宙ステーションを回転させることによって、作り出すことが可能です。」

と述べていました。

水や空気は人間の手で作り出すことは出来ませんが、

重力は回転させることによって人間が作り出すことが可能です。

妙見活法整体では、その回転動作(螺旋)が重力(縦力)を生み出し、

不具合の質的転換を図るのだと考えます。

又「重力」は地球の中心に向かう「向心力」でも有ります。

以前、将門の白馬は何処に向かって歩いてるのかを考えた時に下に下って歩いてるのは勿論ですが、

良く考えて見ると、将門の白馬は地球の中心に向かって進んでいたのだと気付きました。

鹿児島県の重久会員が、「妙見一之活」の再考察レポート(3/19日配信No3960)で

投稿されていましたが、「下り坂」に立つだけで様々な効果が有り、

足だけで無く全身の機能が上がったとの報告をされていました。

これも、地球の中心へ向かう重力(縦力)の作用と考えます。

将門公が地球の自転や、球体と言う事に気付いていたのかどうかは定かでは有りませんが、

ひょっとしてその鋭い洞察力と察知で分かっていたのかも知れません。

将門公が仰っていた「くだらぬものの破棄」とは、

中心(本質)に向かうものを妨げるものの排除と考えます。

又、縦は「多手」でもあります。

この「多手」の「手」は、手数の方では無く、「手段」の方を指します。

妙見法術における活法整体の最大の特長はその「手段の多さ」です。

まるで「千手観音」の様に沢山の手(多手)が存在し、成す術が無尽に有ります。

何故、妙見活法のみが一触れで不具合を治し質的転換を起こせるのか?

物理的にはひと触れでも、その背景には物凄い沢山の術理と理論が存在するからです。

それこそ、「縦横無尽」にあらゆる角度や部位に及び、全身の不具合を整える事が可能です。

逆に言うと、他の操法では限られたひとつの方法しか存在しない(2次元的)ので、

どうしても手数が増え、その分自然からかけ離れ、その効果が限定的で持続性に欠けるのでしょう。

そう考えると、

手段の多さ(多手)>手数の多さ=立て直し(多手治し)

と言う図式になると思われます。

手段が多ければ手数が減り、手段が無ければ(もしくは少なければ)手数が増えます。

【横力】

上記の「縦」に対して「横」の考察をしてみたいと思います。

ここでも便宜上その「横」の作用を「横力」と呼称します。

この「横」の特長として、「広がる」「幅」「移動」「抑止力」などが挙げられます。

以前のセミナーで、

千葉司家より一線引きについての理をご教授頂きました。

その場合の一線引きは、この「横」の一線だと思います。

「正」の字は一と止の二文字からなり立ちますが、一線引いて止めるのは横一線です。

他にも、駐車禁止や進入禁止などのマークも基本この横一線です。

又、「横力」は「応力」でもあります。

今回の学理講座で司家は、

この「応力」に触れておられます。

最初は単にこの「応力」を応じる力、作用と考えていたのですが、

少し時間をおいて考えると、もう少し具体的な要素が入っているのではないかと感じました。

そう思い「応力」の意味を色々調べてみると、

物理等では「物体に外力が加わる場合、それに応じて物体の内部に生じる抵抗力」

と説明されています。

この文面を見た時に、3月31日に開催された奥伝会で磁気の特性を例にとった反発作用、

吸着作用の相伝が思い浮かびました。

司家が常々仰っている、

「妙見法術は物理的、数学的に証明出来る真のエネルギー療法である。」

との教えが誠にその通りだったと確信しました。

可能な方は是非ともDVDをご購入頂いて、その作用をご覧になられる事をお勧め致します。

当日の奥伝会セミナーは正しく「応力」そのものです。

又、「横軸」で考えた場合、

千葉家妙見法術は戦場という場で開発、発展して来た経緯を考えますと、

立位や座位にての治療や施術が主だったと思います。

いまの治療院の様にベッドに寝かせてというスタイル(これは縦軸だと考えます。)では無いので、

「横軸」からのアプローチが本来の姿ではないでしょうか。

他の整体や操法では、あまり立位や座位で治療する場面が無いと思います。

【スポーツにおける縦の作用・横の作用】

少し、学理講座の内容からは逸れるかも知れませんが、

この縦・横の作用を色々観察して見ると以外な所にその作用が適用されている事に気付きます。

そのひとつの例として、スポーツが挙げられます。

スポーツのユニホームを見ると、その特性が分かります。

「縦」の作用を取り入れたスポーツは野球・サッカー・バスケ等が有ります。

いずれもボールを遠くに飛ばす為のスポーツであり、

ユニホームには縦じまが多く見受けられています。

対して「横」の作用を取り入れたスポーツはラグビー・アメリカンフットボール等、

身体を使ってボールを止める競技です。

もしラグビー等が縦じまで有れば、衝突時の衝撃が高く、

もっと怪我が多いのではないかと推察します。

今の時代は違いますが、自分が子供の頃の囚人服のイメージは横線の服でした。

ひょっとしたら、それも気を落ち着かせる効果(抑制効果)があったのかもしれません。

自分も気持ちのトーンを高めたい時には縦じまのシャツ、

落ち着きたい時には横線のボーダーと意識しています。

そう考えると、日常生活のあらゆる所にこの「縦横」の世界が展開している事に気付きます。

少しゲーム感覚で探して見るのも楽しいですね。

これからも、この「縦横の世界」を認識して様々な局面で活用させていただきます。

この様な素晴らしい機会を与えて下さりました、

千葉司家 前野会長 由利はるな初日秘書 栴檀統括局長

全国の会員の皆様に厚くお礼申し上げます。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

神奈川県藤沢市 杉渕秀登修玄

この記事の著者

正伝妙見活法協会
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