「妙見活法」は宇宙(自然)の法則に整合した究極の自然療法です。正伝妙見活法協会では一千年の歴史を有する唯一正統なる「妙見活法」を第24代継承者である千葉吉胤妙星 司家が責任を持って本物の整体術を直接相伝いたします。正伝妙見活法協会には本物ゆえの長い歴史と正しい伝統があります。
公開日:2018年10月15日

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千葉吉胤妙星司家
前野会長

いつもお世話になっております。
今月も、学理講座を受講させていただきまして、感謝申し上げます。

3回目の学理講座の拝読となりますが
今月、拝読しはじめたときに驚いたのは
私が文章を読むというよりも、
文字が能動的に私に語りかけてくるように感じたことです。

文字一つ一つの形が、立体的に浮き上がって見えました。
文字が連なって文章になると、
まるで私に意味を知らせようという意志を持っているかのようでした。

学理講座も、単に内容を理解しようとして読むときは、
活法の操作をするときの「形だけの真似」に近いかもしれません。

自らが能動的な意志を持ちながらも
パソコンの画面や印刷した紙の上に書かれた文字という
二次元的な感覚から抜け出て

画面や紙に乗っている文字を
立体的に三次元的に捉えてこそ感じる感覚なのだと思いました。

これは、先月の私の感覚ではありえなかったこと。

1ヶ月の間に、教伝会を始め、奥伝会・妙見会、メールなどを通じて
何度も何度も私たちの潜在意識に
司家がすり込んで下さっているからこそ感じた変化なのだと思いました。

また、実際に、この学理講座の執筆に・・・
文章、文字一つ一つに司家が想いを乗せて下さっているからこそ
その質感を立体的に感じることができたのだと思い
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

本当に有り難うございます。

神谷早耶

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北辰丁之活 
隠された基本テーマは「二次元ベクトルからの脱却」でした。
司家に、二本のヒモを使って
繋がっていないはずの縦軸と横軸のヒモが入れ替わってしまう・・・
という現象を通じて、二次元と三次元の入れ替わる瞬間を捉えるという
日常では絶対に目にすることが出来ないことを
体験させていただきました。

何も考えずにヒモを見ているだけでは
あまりにあっという間で、自然すぎて
入れ替わったことには気づきません。

司家は「この入れ替わりの事実は、いったい何を表しているのでしょうか」と
問いかけています。

このことからも、
単にヒモの入れ替わりという現象のことだけではない
ということがわかります。

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《考察ポイント》
◎考察1:二次元ベクトルの特徴と二次元ベクトルの活用
◎考察2:北辰丁之活秘伝書と日舞の世界観
◎考察3:お父様の教えと質の転換
◎考察4:北辰丁之活について まとめ
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《考察1》二次元ベクトルの特徴と二次元ベクトルの活用
司家はここで、「次元エネルギーの特徴や活用法を最低限でも理解しなければ
治療も何も始まったもんじゃありません」
とおっしゃっています。

始まらないのでは北辰丁之活をお借りすることができませんので、
まずは、二次元ベクトルの特徴と二次元ベクトルの活用について
考察させていただきました。

学理講座の全体、そして随所に二次元ベクトルの特徴がちりばめられていますので、
それをまとめ、列挙してみます。
◆二次元とは厚みが一切無い世界
◆二次元はペッタンコ
◆二次元ベクトルエネルギーは常に磁石のように引っ張り込もうとしている
◆二次元エネルギーは休息の場である
◆二次元ベクトルは身近にはパソコンやスマホの画面、本の文面のようなもの
◆二次元ベクトルは情報の場である
◆二次元ベクトルは情報を正確に伝えるものである
◆情報は二次元ベクトルで同調、共鳴する
◆二次元ベクトルは「不活性化」の場である
◆消滅の場である(嘆きの壁)
◆一面だけを目的にすると引きずり込まれる

二次元ベクトルの世界は
当たり前に私たちの日常の中に存在していますが
これらの特徴を知るだけではなく
活用することによって質の転換を図るのが
妙見活法であります。
◆二次元である壁をうまく使うと後ろ盾になる
◆休息の場である二次元ベクトルで動かして三次元ベクトルに戻せばより動く
◆二次元ベクトルは感動を与えたり人生観を変えたりするような情報の宝庫である
◆一度フリーズさせてから三次元ベクトルに戻れば潜在能力の乱れもリセットされ整合性が構築される

つまり、二次元ベクトルである面の引っ張り込む性質を活かし
不具合をフリーズさせてから三次元ベクトルに戻ると
整合性の構築がなされるという、実に圧巻の活用法でありました。

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《考察2》:北辰丁之活秘伝書と日舞の世界観
司家は、「北辰丁之活」の重要なポイントを
「立」「場」「殺」「活」の一連の玄義を理解するところにある
とおっしゃっています。

そして秘伝書の解説においては
「正シキ歩ミニ立場在リ、立場狂エバ成リ立タズ、
立場合エバ力ミ無シ、立場揃エバ挑ミ無シ、立場作レバ戦無シ……」
この部分は特に重要だとおっしゃっています。

「正しい動作は立場と言う立ち位置が基本となる。
二次元の壁や特性を理解すれば無駄な力みも挑み戦いも必要がない。壁を活用せよ……」
と解説して下さっていますが、
「立つ」という言葉の多くが立体化・三次元化の大事を教えて下さり
「立ち位置」として壁と一体化になる「位置」や場所の大事さも伝えて下さっています。

私は、この中の「壁を活用せよ」が重要だと思いました。
あたりまえですが、【活用】しなければ三次元に脱却したことにはならないからです。

秘伝書の中に
「大地ノ力ヲ踏ミ締メテ歩ミノ下駄ハ一枚歯……」
とあるように
歩みや人生には、必ずと言っていいほど一枚の壁が付きまといます。

つまり、何か動き始めれば必ず壁が付いてくるのは当たり前ということですね。
これがわかっていれば、いちいち落ち込んだり沈んだりする必要もなく
「壁は当たり前」と聞き流せることも増えるのではないでしょうか。
まさに、一枚の壁という知識を【活用】して人生を軽くすることができますね。
壁の存在を認識するだけで
自分自身の中に力みも戦いもおきません。
実に効率の良い脱却法です。

「鳥ノ羽休メ空ニ無シ。戦イ治メハ羽根休メ、峠ニ舞ウハ蝶ノ羽根……」
これは「北辰丁之活」を最も具体的に隠語として解説してある所であるといいます。

「身体の休息は三次元には無い。あくまで二次元で休息するのだ。
身体の疲れは跳ね休めなのだ。跳ねとは二次元との戦いである。
山のようにそびえ立つ壁には上下の張力による跳ねの相殺がある。
北辰丁之活は丁の象形に秘められた作用による跳ねの操作である……」

壁を活用し身体が舞い上がるのは「丁の跳ね」であり
「象形的な作用」とおっしゃっていることから

今まで相伝していただいた
張力や承る手の形が重要であることが理解できました。

これは、以下の叔母様の言葉を重ね合わせるとより【立体的】に理解が進みました。

「日舞は舞いで始まり舞いで閉じるもの。始まりの舞いは昨日までの稽古の流れの姿。
御仕舞いの舞いは今日の稽古の結びの姿なのです。だから御仕舞いがさらに舞い上がらなくてはなりません。
今日の稽古が生きてこなければ意味がありません。過ぎ去った昨日の稽古は面の世界に御仕舞いされるのです。
今の稽古は立稽古なのですから天との結びで上達するのです。
姿無き過去の稽古は姿無き世界に御仕舞いされています。これは常世への預けもの。
現世では舞いの姿は現実の消え行く一瞬の色と香りなのです。
あなたは昨日のあなたから如何に抜け出せるかが命の躍動になるの。
蝶のように舞い上がり花弁のように舞い降りる。これが天地の幽玄なる調べ。
風は流れ花は笑い蝶は戯れ鳥は歌う。
この自然なる雅なる遊びが表現出来るまであなたは稽古を重ねなさい。重ねる作法が身を立てるのですよ……」

理解した内容を自分の言葉でまとめますと、
「今日、今、日舞を舞うということは、当たり前のことですが舞いで始まります。
そして当然のことですが、舞いで終わります。
始まりの舞いは昨日までの経験(二次元)が反映された姿。
お仕舞いの舞いは今日、今からの舞いの表現(三次元)が結ばれた姿。
だから、お仕舞いの舞いは昨日までの舞いよりもさらに上達していなければ
今日という経験値を重ねたことにはなりません。
過ぎ去った過去は新たな経験という形にたたみ込まれ(二次元)
実態が無くなると同時に新たな面を形成する。
実態の世界では一瞬一瞬消え失せていく立体的経験の積み重ねこそが
舞いの世界の色を表す表限力なのです。
あなたは、昨日の自分からいかに抜け出せるか・・
つまり過去に縛られて動けなくなるのではなく
過去から抜け出せるかどうかが命の躍動になるのです。
天地のベクトルを活用【結び】して質を転換すれば
蝶のように舞い上がり花弁のように舞い降りることができる。
風は流れ花は笑い蝶は戯れ鳥は歌う。
自然なる雅なる遊び・・自由自在に表現【操作】できるまで
あなたは稽古を重ねなさい。
立体的になるまで身につけた作法が身を立てるのですよ。」

まさに虚実や二次元からの脱却と立体的な積み重ね
そして、活~殺~活~殺の流れと結びについて教えて下さいました。
さらに、蝶の羽という表現を使い
丁の跳ねの大事をお伝え下さっていました。

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《考察3》:お父様の教えと質の転換
私たちが悩むときというのは、まだ身動きができているときです。
本当に壁に突き当たると身動きが出来なくなります。

お父様はいつも「人々が困って身動き出来ない状況を一瞬で抜け出させてしまう」ということですが、
壁の特徴や活かす方法を知らなければ、
通常は一緒に目の前の壁に引き込まれてしまいます。

さらには、知っているだけでは壁の魔力に到底太刀打ちできませんので、熟練した経験がおありになったからこそ一瞬で質の転換が起きるのだと思いました。

口癖の1つに
「後ろ盾を持て」という言葉があり

教えの1つには
「状況の悪さなんて壁に突き当たっているだけだから、
ちょいと後ろ楯になってあげりゃあ抜け出せるんだ……」とあったたそうですが、

お父様が壁を後ろ盾に変える方法を知り、熟練した経験をお持ちだからこそサラリと言えるのでしょう。
凄いことです。

司家は、教伝会や奥伝会の中で
繰り返し「予測をしないことや欲望をもたないこと」が作法としての大事
であるとおっしゃっていました。

ここで、司家がなぜ一瞬で質を転換させることが出来るようになったのか考察してみました。

ご夕食時に毎回妙見問答をされてお育ちになったとありましたが、
まさにこれが、いとも簡単に質の転換を生み出せるようになった秘訣だと思いました。

私自身を振り返ると
妙見活法の学び始めや不慣れな操作をしているときには

「質を転換したい」
「本当に変化するのか」
「うまくやろう」

という願望がありありと顕実化され、滅私とは無縁。当然、操作に没頭できるはずもありません。

司家は、妙見問答を
「今にして想えば、本当に有り難い事と理解できるのであるが、
当時は苦痛であると同時に、なぜこのような【当たり前】の事を聞かれるのか
不思議でさえあった。」とおっしゃっていることから

壁の特徴や立体や動き、つまり三次元ベクトルの特徴を【当たり前】に疑うことなく理解し
壁を後ろ盾に使うことや虚実、壁から抜ける方法【立体化】を日々確認しては
あたりまえの認識として積み重ねていたことがわかります。

日々繰り返し問答されることで
質の転換を当たり前と感じることを強化していたのだと思いました。

奥伝会の中で、
司家が体験された臨床について
奇跡的な事例を教えていただく機会がありますが、
そのときに何度もお聞きしている言葉で印象に残っているものがあります。

「妙見活法で変化しないものは無い」
「妙見活法で良くならないものがあるわけが無い」

これは、まさにそれを当たり前とする常識が生み出す現象であり
起こるべくしておこる質の転換なのだと思いました。

「当たり前とは疑うことが無いこと」
だから操作に没頭できるのですね。

ここでも、日々の経験の積み重ねと当たり前の大事、そしてその秘訣を教えていただきました。

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◎考察4:北辰丁之活について まとめ

◆二次元ベクトルの脱却は、活~殺~活~殺の流れと結びの操作
◆表層の操作は一瞬の脱却
◆深層の操作は二次元ベクトルから三次元ベクトルへの橋渡し
◆心得は狭間の繋ぎ
◆丁は面倒から立派への質的転換
◆二次元ベクトルからの脱却とは立体化が消滅した中でしか操作不能である
◆一度次元を落として動けなくしてからの活殺自在によるベクトルの操作

司家が、冒頭で
ヒモの入れ替わり実験において
「この入れ替わりの事実は、いったい何を表しているのでしょうか」
と問いかけて下さいましたが

これらの情報を能動的に活用・・・
つまり実行(立体化)することによって
初めて二次元から三次元への活用がなされたことになります。

まさにこれが「活~殺~活~殺」の流れと結びの操作であることがわかります。

今回の学理講座を考察させていただいたことで、
妙見活法が「結果として、治ってしまう」という理由がとても深く理解できました。

以上、考察とさせていただきます。

お読みいただきありがとうございました。

神谷早耶

この記事の著者

正伝妙見活法協会
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