正伝妙見活法協会の活法整体セミナーでは、一千年の歴史を有する「妙見活法」を唯一正統なる第24代継承者である千葉吉胤妙星 宗家がプロの治療家、セラピストに本物の整体術を伝授いたします。
公開日:2019年4月15日

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北辰応天之活学理講座考察レポート提出致します。

前野会長、千葉司家、由理司家秘書、会員のみなさま宜しくお願い致します。

神経系の末梢に刺激を入力することで中枢へ干渉し、逆に中枢から末梢へ働きかけるという北辰応天之活。

今回も、往路と復路を行き来する自動運動の誘発方法、電電太鼓、逆さ電電太鼓、人差し指という末端からの煽動、内のようで外、前のようで後、閉と開の相殺、押し引きの相殺、脳の扇動、めまぐるしく脳が幻惑される法術の数々、そして、脳を錯覚させることで劇的に、身体をまるで別物にしてしまう天帝シリーズへの発端を見せて頂きました。

それら全てが、今までと同じく、全てに道理があり、腑に落ちる術理に基づいて語られ、伝授頂いた後の臨床では今までにない成果を出すことができました。

北辰光陰之活、北辰一之活、北辰羽衣之活、北辰応天之活、と一期一会の貴重な伝授の機会を頂いてきましたが、北辰応天之活に至ってまた違った境位に来たことを感じます。

気に入ってお借りしているのは中枢を幻惑し、脳の扇動で運動神経を良くする活です。

妙見活法を教え頂く以前は、細かく頭蓋や脳を調整していましたが、この活で出るような動作の変化はいくらやっても出なかったと思います。

それだけ、発想やみている所が他と全く違うのが妙見活法です。

頭蓋や脳の触診や調整にはある程度の感覚力や操作力、経験が必要になってきますが、脳の扇動はそのようなものは必要なく、凄くシンプルでいて驚くような効果が出ます。

【思い通りになるためには?】

北辰応天之活は、末梢から中枢あるいは中枢から末梢への一方通行の道という、行き来できるという道本来の機能を果たしていない状態(外道)から、末梢から中枢、中枢から末梢の往路復路ができ、道本来の機能を果たす状態、更にそこから交通が一切妨げられないような「望み通り」「思い通り」を実現するというものです。

動作が上手くいっているかどうか、物事が上手くいっているかどうかは、筋違いの道へ入っていないか、道なき道へ行っていないか、先が行き止まりになっていないか知ることが必要となるでしょう。

筋違いの努力をしていたり、先が行き止まりなのにその道を急いだりしてもただの「無駄道」「道草」になってしまいます。

脳梗塞後遺症で、ハードな筋トレやハードなストレッチをメニューにしてこなしながら全く良くならない、、これは筋違いの道、道路がしっかりできていない道なき道へ入ってしまっているということができます。毎日何かしらの変化を感じるには、もっと工夫して色んな角度でものを試していくことが不可欠です。

セラピストの仕事としては、毎日何人も力の限り揉みほぐし続け、片っ端から思いっきりストレッチで伸ばし続け、仕事終わりには心身共にくたくたになる、、これは先が行き止まりになっている可能性が高いです。

また、日々の仕事が流れ作業になってしまっている、仕事が疲れて疲れてどうしようもない、これもこれからの道が行き詰まってしまう可能性が高いです。

思い通りの道へ入っていくには、日々変化や気付きがあり、常に成長を感じることが必要でしょう。

それらによって神経系の交通が良くなり、道を切り開く閃きや発想が生まれてくるからです。

どうすれば閃きや発想が生まれてくるか、それは常に自分のやっていることに対して興味を持ち、好きでしょうがないからやるということが不可欠なものです。

赤ちゃんを見ていると感じますが、最初は中々周りの顔に視点が合うことなく、顔を通り過ぎて部屋の角っこなんかを見たりしています。

そのうち動くものや音の出るものに関心を示して、こちらが笑っていると笑ってくれるようになってきます。

更には、周りにある物を片っ端から掴んで舐めようとします。

このように、人間が成長していく原動力になるのは「好奇心」であり、人類自体がこの好奇心によって文明を築き、様々なテクノロジーを創ってきたということができます。

逆にいうと、好奇心がなければ、何かを学んでも身には付くことがないと言えるでしょう。

好きでやっていることについて周りから、

「凄い努力しているよね」

と言われてもぽかんとしてしまします。

本人は好きでやっているのであって、努力している自覚は全くないからです。

まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。

妙見活法の先人たちが、他に類をみない法術の数々を発見し、それを磨いてきたのも、自然を手本とし、好奇心を忘れずに修練に励んできたことが一つあるからではないかと思います。

発想の柔軟性が桁違いで、傍目にはトリッキーとも言える妙見活法の法術の数々、そこには妙見活法の先人たちの遊び心を感じることがあります。

【興味ないことができない】

私自身、学生時代色んなアルバイトをクビになってきました。コンビニについてはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン全てをクビになっています。

当時の私は興味の対象が随分と絞られていて、興味の湧かないことについては覚えようとしても、教えられても全く頭に入らず、完全にアタマがフリーズした状態になってしまっていました。

コンビニの仕事は私にとっては覚えることが多すぎて一つも頭に入って来ませんでした。

今でも、興味の感じられないことについては目に入らず、聞いても中々頭に残りません。

学生時代暮らしていた部屋については、未だに当時の知人から会うと、足の踏み場がなく、ドアを開けると本が崩れ落ちてきたとネタにされます(今はそんなことはないと思いますが、当時は片付けるということに全く関心が向かっていませんでした)。

方向音痴の酷さについて、既に何人かの会員さんにはバレていてよく突っ込まれます。

結局学生時代に続いた仕事は、引越しや倉庫の運搬の仕事などの肉体労働でしたが、身体を動かしているうちにハイになってきたり、運動代わりになったりということが大きかったと思います。

バーの仕事は、色んなお客さんが来て話ができるので面白く好きでしたが、ぼくが買い出しに行くと人の1.5~2倍時間がかかってしまうのと、グラスを割り過ぎるので最終的にこれもクビになってしまいました。

中国にいた時、一時帰国して長野県川上村で住み込み農業をした時は、畑が多くて覚えられずにトラックで迷子になっていました。

中国語を話せるということで、川上村に100人以上いる中国人労働者とコミュニケーションできるということで最初は重宝されましたが、すぐに肉体労働以外の雑用で全く使い物にならないことがバレました。

雇われた家のおばさんに、

「300人以上雇ってあなたみたいな(使い物にならない)人は初めて」

と言われました。

結局、苗を荷台に載せたトラックで隣の家の畑にバックで突っ込み、苗は台無しになるしご近所さんの畑はダメにするしということで1ヶ月半にしてクビになりました。

。。。改めて振り返ってみると完全に社会不適合者ですが、これらのことを経験してわかったことは、自分は興味関心のない事柄については極端に苦痛を感じるということと、無理してやろうとすると脳がフリーズして完全に頭が真っ白になるということです。

今の仕事は本当にやってよかったと感じていますが、この仕事でも雇われていた時には回数券の付け方やポイントの付け方をいくら聞いても理解できず、数ヶ月はごまかしていました。

電話応対のマニュアルは結局覚えられなかったので、3年間言われ続けましたが自己流のままになってしまいました。

予約表の付け方はいつも間違っていました。

ストレッチを提供する店で、途中からはあまりストレッチをしないで逆に身体が良くなるということで紹介が増え、それで全店舗で売り上げ1位だったりしたので、店側としてはどうしようもない奴だと思っていたと思います。途中から何も言われなくなりました。

私が担当する客層は他のスタッフの客層より随分独特になってしまったので、他のスタッフとの共有が難しくなりました。

今の仕事を始めてから、雑用がやれないというストレスはなくなりましたが、やりたいことに特化してやれてきたからだと思います。

やって良かったと心底思える今の仕事でも、新しい発想が生まれず、多くの人数をこなさなければいけない時は流れ作業になっていたこともあったかもしれません。

妙見活法に出会う前は、自分なりに日々ちょっとした気付きに満足しながら、

(もっと効率のいい、今やっていることと発想が全然違うものって絶対にどこかにあるよなぁ)

と頭の片隅で常に考えていました。

探していれば、与えられるものですね!

妙見活法を学び始めてからは、毎回驚くような現象と考えを示して頂き、応用も無限なので常に好奇心が先行して動くことができます。

毎回新鮮な驚きが尽きない妙見活法はまさに底なし沼です。

通常の治療セミナーを何回分受けたとしても千葉先生が伝授して下さる妙見活法のセミナー1回分の新鮮さ、斬新さには及ぶことがないので、消化不良にならないか心配になる程充実した経験ができています。

やはり、楽しくてしようがないものに出会うと自然と利用者も増えてきます。

妙見活法を臨床のメインにしてからは、利用者が自ら間隔を詰めて何回分かの予約を取って帰られるようになってきました。

まさに、私にとって妙見活法には「治療道」という道を歩む上で、「思い通り」「望み通り」への「道案内」「ガイドブック」の役割を果たして頂いています。「決定版ガイドブック」「完全版ガイドブック」ですね。

【九尾(具備)の狐について】

紀元前にインドと中国で国を滅ぼし日本に渡ってきたという九尾の狐。

9つの首の力が極まった人物がいたのかなと思いました。

9つの首とは、

首、手首、足首、腰のくびれ、乳首、男性器の首

のことでしょうか。

大東流合気術の武田惣角は「手首のバケモノ」と言われるくらい手首足首が発達していたとのことで、その弟子である佐川幸義宗範の手首足首も、堀川幸道氏、岡本正剛氏の手首足首も異様に太く発達していたという証言があります。

佐川幸義宗範は、合気道創始者の植芝盛平の手首を見て

「植芝は合気をかけることはできないだろう。」

と言ったという話もあります。

普段稽古していても、古株の門下生は手首がしっかりしていて、こちらの力が中々伝らないという印象があります。

技をかけられる時も、手首がしっかりしている方ほどスパッと綺麗に技をかけられてしまいます。

末端である首がしっかり機能することで、身体が連なり機能し、技を自在にかけることができるし、技をかけられにくくなるということがわかります。

男性器の首の力が極まった状態とは。。

日本だと道鏡が称徳天皇の寵愛を受けて天皇にまでなろうとし、怪僧ラスプーチンがロマノフ王家の女性たちから権力の中枢に入り込み、ロマノフ王朝崩壊のきっかけを作ったように、九尾の狐(美女に化けたという話ですが、、)も極まった男性器の首を使い権力の中枢を撹乱したのかもしれません。

強力な末端のエネルギーがなければ、中枢を撹乱するような力は持てないわけですから、強力な首を備えた九尾の狐は中央権力に揺さぶりをかけるレジスタンスのような存在だったのかもしれません。

中国では歴史上、貧困に息喘いだ農民が蜂起し、宗教と絡んだりして度々王朝を転覆するまで勢いを持ちますが、王朝という、大きい首がデンと一つしかない体制というのは末端からの刺激をもろに受けてしまう脆弱性を持っているということがわかります。

【9という数字について】

或いは、9という数字は1桁の最後のもので、極まった、完成された、最高のものというニュアンスで「九尾」が使われているのであって、実際に9つの首が極まったということではなかったのかもしれません。

首、手首、足首、腰(くびれ)などが、通常では極めようのないくらい極まった状態で、九曜の点が共鳴するくらいエネルギーが強大な人物がいたのかもしれません。

日本では9という数字は、「苦」を連想するから良くないということが一部で言われるようですが、縁起のいい馬が9頭群れて走っている様を指す「馬九行久」という言葉、宮中を「九重」と表したり、太陽を「九陽」としたりするようです。

9月9日は重陽の節句として5節句の最後の節句に設定されています。

9を演技がいいとする文化は大陸由来であると思いますが、中華圏では九(jiu)と永遠を意味する久(jiu)の音が同じために、最も縁起のいい数と見られています。

台湾の観光名所である九份や、香港の九龍などは、九を付けることで永遠に栄えることを願ったのかもしれません。

これは、9が円環を表すことからもきているようです。

9×2=18 1+8=9

9×3=27 2+7=9

9×4=36 3+6=9

このように、9の倍数で出てくる数を分解して足すと9が出てきます。

円環を表す、究極の数とされてきたようです。

19世紀半ばにイランでバハー・ウッラーが創始した一神教、バハイ教では九角形や九芒星をシンボルにしています、九角形はコンパスや定規で作図不可能な図形です。

デリー郊外にあるバハイ教寺院はロータスの形をした不思議なもので、やはり九角形を基調とした幾何学的な構造になっていて、次々人が入ってきて、しばらく座っては出ていくという不思議な空間でした。

【一方通行ではなく往復の道をつくり、思い通り望み通りを形にするには】

商売においては、往復の道ができているとはどういった状態か、どうすれば往復の道ができるのか考察したいと思います。

売る側がいくら「一回で確実に治りますよ」「他にはないここだけの治療法です」

と宣伝しても、今は消費者もそれを根拠づけるしっかりとした推薦や成果といった情報がなければ中々反応しません。

また、反応が悪いのは一方的な情報発信の形になっているからだと思います。

一つ覚えのように、こちらから強い自己主張を繰り返しても

「俺は凄いんだ見てくれ」「俺のやる仕事を見てくれ」

と人通りのない往来で吠えている状態になってしまいます。

この情報に引かれて来た方というのも、よっぽど困っている方以外は、

「本当に一回で治るの?」「色々受けて来たんだけど、そんなに凄い方法なの?」という、警戒センサーがある程度働いている状態で来ることが多いかと思います。

このように、能動的に自己主張を発していると、何重にもセンサーをくぐり抜けていかなければならないことになってしまいます。

機能整体で千葉先生から示して頂いた、術者が手で輪っかを作り、術者から能動的に受け手の指に入っていくか、受け手が位置も自分で能動的に選び、能動的に術者の輪っかに入ってくるかで全く反応が変わることを思い出します。

術者側から受け手の指に干渉していく状態というのは、警戒センサーが全く切れていない状態で受け手の体に侵襲していくという状態です。

「俺の施術を受けてくれ」「俺の施術は凄いぞ」

と能動的に吠えまくる限りは、警戒センサーの働いた状態の受け手に侵襲的に攻めていくことになってしまいます。

それでは、往復の道を作るにはどうすればいいのでしょうか。

千葉先生から示して頂いたように、術者が作った輪っかに受け手から積極的に入って来てもらう状態をつくらなければなりません。

例えば発信の仕方としては、美容系であれば、

「いつも実年齢よりも10~20歳若く見える。肌が綺麗だねって言われます。何か特別なことしてるのって聞かれます。聞かれて考えてみると、肌が綺麗になる特殊なこと、確かにしてました。もし知りたい方がいたら連絡どうぞ。」

これであれば、需要のある側からアクションがすんなり起きやすくなり、供給する側は応えやすくなりますし、SNS等であれば反応している人たちを見て自分も聞かなきゃという集団心理も働くので、ほとんど警戒センサーが機能しない状態を作ることができると思います。

治療関係であれば利用者にやってもらうと自分で宣伝するより反応がグンと良くなります。

私は数ヶ月前までは完全に紹介だけでやっていましたが、以前、美容関係の利用者の方が似たような感じで情報発信してくれたことがあり、発信してくれた方の顧客の多くがそのままうちに来たということもあり、その後2ヶ月間の新規利用者はダントツで過去最多でした。

「周りから、前はよく腰が痛いって言っていたのに言わなくなったね、最近会うたびに若々しくて元気になってるねって言われます。みんなに、ジムとかヨガとか始めたの?って聞かれます。

考えると、あぁ、あれかなと思い当たりました。

ジムとかヨガよりずっと効くんですが、利用できる人が限られるから、あまり大っぴらに教えたくないんです。もし興味がある人がいたらこっそり教えますよ。」

こんな感じだったと思います。

こういった情報発信であれば、向こうから能動的な姿勢、欲求が出ている状態が出来上がるので、こちらはあるものを提示すればいいだけになり、何倍も楽になります。

他にも色んな方法があると思いますが、仕事も最初から往復の道ができるような工夫が重要だなと感じます。

また、私の場合は社長さんや取締役に施術を気に入ってもらい、社員が来るようになるケースや、ヨガの先生やカウンセラーや医者の先生が来ることで、その生徒さんやクライアントが来るようになったりということが今まで多かったのですが、これは中枢を扇動して末梢まで一まとまりにするということをしていたんだということを思いました。

このように考えてみると、北辰応天之活に限らずですが、妙見活法の教えというのはやはり臨床に限らずあらゆる事柄に応用が利く理が元になっていると感じます。

この後、北辰鏡月之活、北辰卍之活という第3螺旋の締めくくりに入り、脳の錯覚を積極的に使う天帝シリーズ、第4螺旋の教えに入っていきます。

学びが、更に楽しく、更に好奇心を駆り立てる内容になっていくことは間違いありません。

この、未だ嘗て公に公開されたことがない、「治療道」の「完全版ガイドブック」「決定版ガイドブック」を手元に、「思い通り」「望み通り」で好奇心一杯に遊び続けて行きたいですね!

以上で考察とさせて頂きます。

いつも貴重な機会を頂き、多大な労力で「究極ガイドブック」の編纂と提供を熟慮下さる千葉司家、前野会長、由利司家秘書、会員のみなさんご拝読有難うございました。

東京都 坂下武幸

 

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正伝妙見活法協会
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一千年の歴史を有する正統なる古伝活法『正伝妙見活法』を第24代継承者である千葉吉胤妙星師が直接教伝いたします。
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