9/26岐阜妙見活法研鑽会開催参加報告
カテゴリー:妙見活法研鑽会
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前野功妙経会長
千葉吉胤妙星司家
由利はるな初日司家秘書
栴檀芳之妙乗局長
梅原二郎妙順局長補佐
正伝妙見活法協会会員の皆様
お世話になります。
岐阜研鑽会代表幹事 大脇猛妙元です。
9月26日開催 岐阜研鑽会開催報告を送らせて頂きます。
この度、研鑽会開催のご許可を頂き岐阜県瑞浪市 龍門整体療法院にて
第8回岐阜妙見活法研鑽会を開催させて頂きました。
総勢8名の会員にて北辰丁之活 尊星弓月之活の復習を行いました。
教伝会から臨床現場でお借りした結果報告を出し合い皆で問題解決の糸口を研鑽いたしました。
北辰丁之活はでかい法道之活であり、動くか動かないかの道の属性で、術者側がもう一つの壁になるという玉川会員の意見は解決の糸口となりました。
壁縛りで完全不動にできるか殺せるのかが決め手だと感じました。
それと星伝会シークレットセミナーに壁の秘術のエッセンスが頻繁に盛り込まれている事が今回の研鑽で分かりました。
星伝会シークレットセミナーのもの凄い価値を改めて感じました。
星伝会シークレットDVDはもう一度見直す事をお勧めいたします。
後半は尊星弓月之活放課後セミナーを週末に控え阪野会員を中心に熱いケツの支え合いが繰り広げられました。
松野会員の頭からは熱気汁が溢れていました。
参加された皆様この度はご指導ご指摘アドバイス等頂きまた遠い所お越し頂きまして誠に有難うございました。
次回北辰一条之活の研鑽は、阪野会員の治療院にて行われる予定です。
ご都合の合う方は是非お越し頂き共にまた腕を磨き合いましょう。
千葉司家 前野会長
研鑽会開催のご許可を頂き、誠に有難うございました。
栴檀局長 梅原補佐 サポート有難うございます。
以上岐阜研鑽会開催報告とさせて頂きます。
岐阜研鑽会代表幹事 大脇猛妙元
参加された皆様の参加レポートになります。
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正伝妙見活法協会 総本部
前野功妙経会長、千葉吉胤妙星司家
妙見活法研鑽会統括局
栴檀芳之妙乗局長
梅原二郎妙順局長補佐
正伝妙見活法協会会員の皆様
こんにちは。
お世話になります、西日本センターの阪野です。
9/26 10:00〜 龍門整体療法院にて第8回岐阜妙見活法研鑽会が開催されました。
参加させていただきましたので感想を送らせていただきます。
まず初めに研鑽会を開催するにあたり場を提供していただきました大脇代表幹事に深くお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今回は8名の会員の皆様で集い学び合いました。
今回は大脇会員にリードしていただき第28回教伝会「北辰丁之活」を復習しました。
【情報共有】
最初に「北辰丁之活」「妙見尊星弓月之活」をお借りした臨床についてうまくいかなかったことの情報を共有しました。
<冨田会員>
「妙見尊星弓月之活」をお借りした際に前のめりになってしまう。腰椎が曲がっている方へお借りする際にうまくいかない。
<有賀会員>
「妙見尊星弓月之活」をお借りした際に前のめりになってしまう。年配者の方に「妙見尊星弓月之活」をお借りするのが難しい。
<松野会員>
「北辰丁之活」をお借りする際にパーテーションを壁代わりとして使用しているので使いにくい。
<加藤会員>
「北辰丁之活」をお借りする際に治療院が狭いので使いづらい。「妙見尊星弓月之活」をお借りする際に前のめりになってしまう。
<阪野>
「妙見尊星弓月之活」をお借りする際に腰椎が曲がっている年配者へやりづらさを感じることがある。
「北辰丁之活」をお借りする際に殺が入らない・入りにくいことがある。
それぞれ情報共有をした後で
玉川会員より「道」の属性について考える機会をいただきました。
他を立たせることが道の属性でした。
術者と壁が道となり、その間に患者さんが入る意識が大事ではないかとのアドバイスをいただきました。
そして壁を作ることに関して「法道之活」との関係性についてお話しいただきました。
【実技】
今回はDVDで復習しながら2〜3人1組となって練習を行いました。
(1)北辰丁之活
最初の「北辰丁之活」は壁を使いながらの練習となりました。
練習の際に感じたこととしまして殺が入った状態で動かしているかどうかということです。
完全に殺が入っていない状態ですと簡単に動くことができました。
しかし完全に殺が入っている状態ですと動きにくい、動けない状態になりました。
体を壁にくっつけるイメージは大事ですがただ単に触れているだけでは殺は入りにくいと感じました。
ここでも張力を使うことで壁に張り付くような感覚を受けました。
練習の最中に玉川会員より「虚実・錯覚の意識が抜けているのではないか」との指摘がありました。
単に鍵手を作るだけでなく虚実を利用した鍵手であったり錯覚を用いた触れ方をすることで殺が入りやすくなりました。
反省点としましては患者さんを壁から離す時に相手に離れていただく行為は完全に殺が入っていない状態であり、
完全に殺が入った状態では自分で壁から離れられない状態になっているので術者が患者さんを壁から引き離すことが大切ということは抜けていた箇所でした。
印象的だったのは大脇代表幹事が正座するのが痛かったのですが、玉川会員が膝をついた状態で壁にくっついた大脇代表幹事を
壁からグイッと引き離すと楽に正座ができるようになりました。
全体を引っこ抜く感覚は「妙見太一之活」に似ているように感じました。
フックは途中で引っかかるものであり無私の状態で相手の鍵にLの字にて動作の途中で触れることが大事なように思いました。
(2)妙見尊星弓月之活
続いて「妙見尊星弓月之活」においては前のめりにならないためにどのようなことを実践しているのかを話し合いました。
そして大腿部の皮膚の操作にて張力を維持することで前のめりになりにくいのではないかと玉川会員からアドバイスをいただきました。
すると骨盤から括約筋にて操作する手の滑る感じがピタッとなくなりました。
更に肋骨付近から触れていき大腿部の皮膚操作まで張力を扱うことで更にしっくり括約筋から百会まで作用が連なっていく感覚がありました。
練習しあうなかで感じたことはベクトルが百会のほうまで向かってこなかったこと、
胸が張る感覚が薄かったことがあります。
自然に胸が張れている感覚は括約筋からグッと上に伸びていく時に感じました。
「北辰丁之活」の要素を加味しますと相手に胸を張ってもらい殺の状態を作ってから術者が誘導していくことで体の質が転換していくように感じました。
【総括】
研鑽会は学びの多い貴重な機会です。研鑽会に来るとほんの数分で悩みが解決します。
今回は教伝会の内容の復習を中心に臨床の場で実際に使えるようにする為にはどうすればいいのか考えながら進行していきました。
自分とは異なる活用方法があったり妙見七塚のエッセンスを加えた施術のやり方など
研鑽し合うなかで自分に欠けていた部分が浮き彫りになりました。
高次元療法として次元を考えていきますと今までの作法と結びつきを感じることがあります。
第3螺旋に突入していますがこれまでご教授いただきました
虚実・錯覚のエッセンスをいかにして組み合わせていけるのかが求められているように思いました。
そして学理講座でご教授いただいてきた内容を臨床にどのように取り入れていくのか
捉え方・思考法・手技の作法において立体的に捉えて実践していく姿勢が大事であると感じました。
これも術理を学んでいる会員同士で研鑽し合う中であるからこそ感じることができたのではないかと思います。
教え合う中でうまく伝わらないことがあるということは欠けている部分があるということ。
千葉司家は教伝会の中で妙見大菩薩様に一番信頼されるよう努力されていることを明言されておりました。
妙見活法をお借りさせていただく上で妙見大菩薩様に信頼されるようにもっと努力して知識軸と経験軸の両方を高めていく必要があると感じました。
研鑽会では欠けている両方の面を補い合うことができる貴重な環境です。
同じことを学んだ者同士しか共有できないとても有り難い環境です。
研鑽会は学びの多い貴重な機会です。
間違っていた箇所があったとしてもそれにいち早く気づくことができ反省してUターンできる場が研鑽会です。
一人ではなく心強い会員同士で同じベクトルで研鑽しあうことができます。
地道に、着実に進んでいくためにも研鑽会は貴重な機会であると思います。
今回も学び多き時間を共に過ごさせていただき皆様に感謝致します。
これからも研鑽を積み重ねていき質を上げてまいります。
前野会長、千葉司家、
教伝会以外の場で研鑽する機会を与えてくださりありがとうございました。
大脇代表幹事、
研鑽できる場をお借りさせていただきありがとうございました。
またこの度はリード役を務めていただきありがとうございました。
休憩の際に奥様のお手製のお菓子をいただき御地沿う様でした。
とっても美味しかったです♪奥様にも宜しくお伝え下さい。
参加された会員の皆様、
一緒に練習してくだだり、また色々教えてくださりありがとうございました。
お陰様で様々な意見が出てとても勉強になりました。
これからも妙見医道をしっかり学んでまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
愛知県大府市共和町 阪野祐介
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前野功妙経会長
千葉吉胤妙星司家
由利はるな初日司家秘書
栴檀研鑽会局長
正伝妙見活法協会会員の皆様
お疲れ様です
名古屋妙見活法整体院 玉川有一妙蓮ですよね?
岐阜研鑽会参加報告をさせて頂きたいと思います。
いつも大脇会員の奥様の手作りジュース「ラブジュース」飲み放題の中開催されました。
テーマは北辰丁之活の壁抜きと妙見尊星弓月之活の復習でありましたが
私自身今回の壁抜きは巨大な法道之活であると思います。
そして今習っている「鍵手」鍵手に過去の習いを付け加えました。
虚実の手と「鍵手」 錯覚の手と「鍵手」 光陰の手と「鍵手」
点を全て線にしてから二次元から三次元の脱却を研鑽しましたが切れ味が違いました。
研鑽会は本当に遊び心で新たな発見が凄くあります。
これからも更に岐阜研鑽会を全ての研鑽会を盛り上げていきたいと思います。
玉川有一妙蓮
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正伝妙見活法協会の皆様いつもお世話になり、ありがとうございます。愛知県の松野です。
第8回岐阜研鑽会が、9月26日(水)に大脇会員の龍門整体法院で開催されました。
参加者は、玉川会員、大脇会員、阪野会員、有賀会員、後藤会員、冨田会員、加藤会員、 私の総勢 8名でした。
第28回教伝会の妙見丁之活 ~ 二次元ベクトルからの脱却~ の復習を致しました。
壁からの脱却は、2次元に接すれば「殺」が起こると思っていましたが、 そうではありませんでした。
1.動くか動かないの世界=法道之活
2.壁は L形 だから 自分と挟み込むことで、道を作ったことになる。
3.相手の実は無視(相対しない)して体幹をつけてから、虚実の手で「殺」を入れる。
4.天位之活ですから「頭」から壁につける。
5.壁から抜けるのだから「ぬけ道」を作ることになりますので、最後は誘導する。
6.虚実・錯覚・L形を意識する。
7.身体はL形で構成されている箇所が多いので利用する。
尊星弓月之活は、何故か?阪野会員が最初から最後まで各会員から術技を受け 親切、丁寧にご指導いただきました。
月を上手に3にして、上昇気流に乗せるには研鑽が必要と感じました。
学理に記載されていることを皆様から解説して頂き、読解力のなさを少しでも補え ことができ一歩前に進めます。
本日も浅はかさを再認識しましたが、得ることが多い充実した研鑽会でした。
久しぶりに有賀会員が長野より遠路遥々参加され、玉川会員のいじられ対応が以前より さらにバージョンアップして、大変愉快で面白く笑いの渦の中での楽しい時間でした。
各会員の皆様、お世話になりありがとうございました。
次回も、宜しくお願い致します。
愛知県碧南市 松野吉伸
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加藤繁利です。
9/26(水)、岐阜県瑞浪市 龍門整体療法院で行われました岐阜研鑽会(9/2教伝会の復習)に参加させて頂きました。
大脇会員の治療院は、以前と変わらず、すっきりしていて優しい印象でありながら、力強さを感じさせてくれます。
トイレや待合等きちんと整理されており、清掃も行き届いている感じで、大変感心しました。
最初に「北辰丁之活~壁抜けの術~」の復習を会員同士色々話しあいながら行いました。
効果が今一つでないのは、患者さんを完全に「殺」の状態にもっていけてないからではと玉川会員より指摘を受け、「殺」の状態にする練習を行いました。
この練習のお陰で、臨床での患者さんの反応が今までよりも良くなったような気がします。
また、玉川会員にL字の手、虚実の手、錯覚の善用を忘れないようにとの指摘も受けました。
妙見活法をお借りするのにとても重要な事ですので肝に銘じておきたいと思います。
大脇会員は研鑽会終了後、すぐにお父様の膝を治療したとの事で、素晴らしい!と思いました。
良い事を学んですぐに実行できる行動力は大変素晴らしいです。
私の父は既に他界しておりますので、親孝行できる事も羨ましいです。
幸い母はまだ元気ですので妙見活法で親孝行できればと思います。
「尊星弓月之活」の練習はやはり阪野会員の独壇場でありました。
変に力みまくっているにも拘らず力が伝わっていかない状態の私に、いつも以上に熱のこもった指導をして頂いたおかげで、スムーズに力を伝えていけるようになったと思います。
また大脇会員より太一ができていないとの指摘を受けたのも大きかったです。
不安定な状態が大分安定してできるようになり、臨床でも自信をもってお借りできるようになりました。
今後も切れ味鋭く「尊星弓月之活」をお借りできるよう精進していきたいと思います。
今回も、教伝会に出席できませんでしたので、研鑽会があって本当に助かっております。
このような充実した時間を作って頂けた事、本当に感謝いたします。
ありがとうございました。
PS.今回も休憩時に頂いた大脇会員の奥様が作られたケーキ、大変おいしかったです。
愛知県名古屋市 加藤繁利
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前野功妙経会長
千葉吉胤妙星司家
由利はるな初日司家秘書
正伝妙見活法協会会員の皆様
こんにちは、
岐阜県各務原市の後藤周士です。
9月26日に開催されました岐阜研鑽会に参加させていただきました。
北辰丁之活、尊星弓月之活の復習を中心に行いました。
今回、壁を使うではなく、壁をお借りするという認識が必要である事が分かり大きな収穫でした。
壁に患者さんをしっかりと密着させ、壁に預かってもらう。
教伝会で練習した方法だけでなく、痛いところ、悪いところを壁に着けて治療を行う。
北辰丁之活は、壁と術者、間に患者さんで患者さんの治る道を作る法道之活でもあるとアドバイスをいただき、本当にその通りだと思いました。
そして、「L」について様々な場所に「L」があるというお話をいただき、人の体の中でもたくさんの「L」で構成されている事に気付かされました。
また、壁に於いても床と壁、天井と壁で「L」になっていました。
尊星弓月之活では、参加者みんなで普段どの様に行なっているか一人一人やってみました。
その中で、自分なりに重要だと感じた事は、声かけ。
患者さんが前につんのめってしまうので上方への意識。
上昇させるための操作。
天井まで届くような意識。
お尻をこちらに預けてもらう。
今回の研鑽会で色々な応用をしてみて、それを自分のものにして行くことが大切だと思いました。
毎回ではありますが、玉川会員にたくさんのアドバイスをしていただきとても助かりました。
また、今回参加会員の皆さん、一緒に研鑽させていただきありがとうございました。
岐阜県各務原市 後藤 周士
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9/26岐阜研鑽会の感想報告をさせていただきます。有賀政了です。
大脇幹事、今回も自院を会場として提供して下さって有り難うございました。
3ヶ月振りの参加になりますが、メンバーの皆様と楽しく研鑽の時間を過ごさせていただき、改めて研鑽会に参加して練磨する必要性をひしひしと感じています。
やはりDVD を視聴学習するのみでは、術技の深みに触れ向上することは叶いません。
微妙な触れの感覚や手捌きは実地に指導を受けなければ絶対に掴めません。
重病の従兄弟が入院中であり、非常に参加を躊躇しましたが、今回を逃したら妙見活法はもうお借りすることができなくなってしまうと思って参加に踏み切りました。
研鑽は「北辰丁之活」と「尊皇妙見弓月之活」の実技練磨に集中して行われました。
両方ともDVD を視聴して練習していた術技の方法とは、全く違っていました。
そこには今まで相伝された多くの妙見活法の術技が幾重にも織り成して重層化されていました。
これまでの相伝された「活」を修得していなければ、術技は完璧なものとして成立しません。
少なくとも妙見七塚の学理、妙見一条之活と北辰天位之活の学理は徹底的に読み直す必要があると思いました。
DVDを見てできたようなつもりになっていても真似事をしているにすぎなかったと痛感しております。
「北辰丁之活」の脱却による壁抜けも阪野会員の研鑽会後の臨床報告にもありましたが、相手をどれだけ《殺》にもっていけるかが鍵だと感じました。
そのヒントは先の阪野会員の臨床報告のなかにあります。虚実と鍵手と錯覚を活用した殺への操法を教えて下さった玉川会員に感謝致します。
教伝会で千葉司家より相伝して戴く術技は、その活の基礎をなす原形であり、それをどのように応用展開しより確かな術技としていくかは、一人一人の柔軟な工夫に任せられていると思います。
その応用展開の鍵は、これまで相伝して戴いた活法の術理と術技、そして教伝会自体にちりばめられていると感じています。
それをいかに察知するかが、極めて大切だと思います。
私は今も「尊星弓月之活」の術理を事前に見抜けなかった事が情けなくて悔しくて仕方がありません。
千葉司家からは、いつも各相伝と学理において「君ならどう感じて実践応用していく」と問われているように思っております。
臨床も戦いの場にほかなりません。生ぬるい癒しの場ではないのです。
戦いの技は修練の積み重ねのなかで体解されていくものだと思います。
日舞も映像を見てもその奥義はわからず、上達する事は叶いません。
相伝そして正伝とは、師と弟子とがあいまみえ、まさにその場において伝承されていく人伝(ひとづたえ)の事にほかなりません。
日本の緒芸道も体術であるならば、直接に指導を戴く面受の場こそが、かけがえのない体得への時空間なのです。
私のように相伝会になかなか参加できないDVD を視聴して学ばれている会員の方は、研鑽会には絶対参加された方がよいと思います。
愛知、岐阜のメンバーは千葉司家より忠実に教えを伝承され、かつ工夫への努力を惜しまない会員が何人もおられます。
私のように治療者としての素質も感性も無に等しい者にとっては、これほど有り難い環境はありません。
今回も阪野会員と組ませていただきましたが、その精緻な術技を受けさせていただいて、日々の修練を真剣に重ねて臨床に当たられている事が身に染みて伝わってきました。
素晴らしい学理講座の考察もそうですが、まさに妙見活法に真底から真摯に取り組まれているその〈姿勢〉から学ばねばならないと教えられています。
「尊皇弓月之活」の修練では、一段とご熱心なご指導を有り難うございました。
今回の千葉司家によるサプライズの「尊星弓月之活」の相伝も、阪野会員の投稿をきっかけにして承ることができました。
常に協会のため、仲間のためを思われている姿勢に頭が下がるばかりです。
術技の修練についての詳細は控えさせていただきます。鍵は妙連にあるのでしよう。
なぜ「北辰丁之活」と「尊星弓月之活」が同時に相伝されたのか。
テーマはともに「脱却=脱脚」です。
二次元的思考と視点(支点)からの脱却の向こうには思いもよらない地平が拓いていました。
身体を自然の物理法則下に現象している「モノ」と「コト」として捉えて見ると、身体観が一変しました。
意識の曇りで見えなくなった真澄の鏡、その幾重にも及ぶ曇りの層を消していった先には、真澄の鏡に映る身体はそして〈私〉という現象はなにを見成しているのでしようか。
知らないことばかりです。
見ても見えていないことばかりです。
今年度のノーベル医学生理学賞を受章された大庶 佑氏が言われているように基礎研究はどんな分野でも大切だと感じています。
土台作りの大事ですね。
そう見れば、教伝会の研鑽はその大事な基礎の土台作りにあたるかもしれません。
その貴重な研鑽会参加への御許可を下さっている千葉司家、前野会長、総本部の栴檀局長、梅原局長補佐には、厚く御礼申し上げます。
そしていつも未熟な私をご指導下っているメンバーの会員皆様に感謝致します。
是非この人から指導を受けたいと研鑽会に意を決して参加したのが二年前の9月でした。
その青山会員がシドニーに行かれてともに研鑽して戴けないのはとても残念です。
またいつか研鑽会に出られて、「有賀さん、随分上達したね」と言われるぐらいに修練を重ねたいと思います。
いつ危篤の報が入るかもしれない状況のなかでの参加で、集中力が散漫になり皆様に御迷惑をおかけしまいましたらお許し下さい。
非人情と謗られても覚悟して臨んだ今回の研鑽会です。
皆様からご指摘ご指導を戴いた事を無駄にしないように練磨して地域の患者さんのお役に立ちたいと思います。
大脇代表幹事、参加された会員皆様に改めて御礼申し上げます。
正伝妙見活法協会会員
有賀政了
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冨田です
9/26愛知岐阜研鑽会 参加報告を送ります
◎はじめに
研鑽会という環境を作っていただき誠にありがとうございます
今回は大脇会員の治療院で開催されました場の提供 進行役共にありがとうございました。
◎北辰丁之活
壁抜け「殺」に入るか入らないかは大きなポイントです
脚以外の部位は「殺」の状態にするのにコツが要ります玉川会員の「殺」の理解度は大きくとても勉強になりました
壁を使った大きい法道之活という認識や天位の認識壁からの離れを術者が行うなど新しい認識がたくさんありました
相伝を受けた ひとつの示しから考えて重ねて広げていくことは妙見活法の醍醐味であり、面白いですが自分ひとりでは 未だ欠けが多いです
研鑽会で皆さんの方法を受けたり見たりするのは本当に為になります
◎尊星弓月之活
姿勢分析器があると術の前後の変化がわかりやすいので あると良いという話がありました。
参加会員皆様一人一人 尊王弓月之活を施術し 受け手の感想やコツなど話し合い受け手の会員の感想で良かった方法を皆で練っていきました
*リハーサル*言がけ*触れる手の道作り*豊受でしっかりとのせる*受け手の上体の張りを作る*上げ続ける
最終的に前のめりにならず 軸が天井まで抜けるように安定してできるようになりました
参加会員の皆様誠にありがとうございました
愛知県豊橋市
冨田恵司