五陰盛苦の消滅
五陰盛苦(ごおんじょうく)とは、逃れることの出来ない苦しみの事です。
心も体も思い通りにならない苦しみとも言えます。
ではこの苦しみを消滅させるには・・・?
丹田重心での自立で、瞬間的に苦しみ(痛み)が消失しました。
勝手に自立し勝手に治る、妙見活法では物理学も交えて説明しています。
参加者から 千葉県 栴檀芳之妙乗
丹田開発は、武術・ヨガなどで重要視されていますが、
結局「気」のように結局は雲を掴むような明確ではない方向に行き、
実際に自分の丹田が長い修行の中で開発されたのかされていないのか、
確認する術がないのが巷の丹田だと思います。
しかし日胤伝の瞬間丹田開発法は、瞬間に開発され、且つ開発された状態を体感することが出来ました。
仏教では避けて通れない根元的な五陰盛苦に対して、日胤公はそれを避けずに通す根源的な五陰盛楽に転換する道を見つけ、この教伝会は「妙術」という言葉に相応しい法術の相伝となりました。
丹田というものをあまり知らない私にとって、まず体前面に北斗七星の如く7つの丹田が存在していることを学びました。
その中の第2丹田が武芸やヨガで言われる場所で、そこから熱も発信されているとのことでした。
薬師如来が左手で持っている薬壺の位置も丁度その第2丹田の高さにあり、このお姿にこのような意味が内包されているのが分かりました。
丹田起床は北斗起床の進化版と認識しましたが、ポイントは丹田で動いているということと、相手の自立を促すのを目的としているので、術者が余計な優しさを出した瞬間に瞬間起床が起きなくなります。
これは今までの自分の北斗起床を振り返って、上手に行かなかった時の原因がまさにこれであったことに気が付きました。
この相手の自立を意識して丹田起床を現場でお借りしたところ、180センチ・90キロの巨漢のかたでも、丹田からの瞬間起床を起こせました。
その方は「へそ下から何か沸いて出てくる感じがします!」と言われておりました。
そして下半身の安定感も体感されておりました。
更に教伝会では、薬師如来のお姿を作ることで、丹田の薬壺から薬が発動し、あらゆる動作痛が消滅していきました。
これもあえて厳しい「苦」の環境で動作をさせることがその先の「楽」へと繋がる世界となりました。
ラストには、水月と丹田をアースで結ぶことであらゆる痛みが取れる法術の相伝でしたが、私なりに実験で出っ張った肋骨を押し込みながらアースを取ったところ、やはり肋骨は引っ込みました。
これからの肋骨矯正のバージョンアップにもなるし、発想で応用無限になる法術でした。
今回も教伝会でここまでの内容が公開され、この1か月どのように発展・深化していくのか楽しみです。
千葉吉胤妙星司家 この度の教伝会の相伝誠にありがとうございました。
前野功妙経会長 由利はるな司家秘書 1日大変お世話になりまして誠に有り難うございました。
参加された会員の皆様ありがとうございました。
千葉県津田沼 月辰会活法整体院 栴檀妙乗