摩利支天は陽炎や日の光を神格化した神です。
武士や忍者の守護神として古くから信仰されていました。
その姿は走るイノシシの上に不安定な状態で乗り、3対の腕で武器を持ち攻撃をしています。
陽炎の発生するからくりと、不安定な中でも安定している姿から導き出された術理でした。
今回の操作法も至ってシンプルです。
ブラブラ、ゆらゆらとさせるだけで参加者のあらゆる不具合が見る見るうちに解消されていきました。
揺らす前のアプローチの仕方など詳細に収録されています。
参加者から 千葉県 栴檀芳之妙乗
今回から協会は10年目に突入し、この第10螺旋は宮中護持法の「水の巻」のシリーズとなりました。
その第一講が「妙術摩利支天法」となりました。
摩利支天とは、陽炎や日の光を神格化した槍・弓・刀の武器を持った神で、その特徴から武士や忍者の守護神とされていたそうです。
今回はこの陽炎を使った法術となりました。
陽炎とは光が不安定・不規則に屈折して風景が揺らめいてみえる現象です。
体の不具合とは、その状態が体にとって安定した状態となっており、それを崩すには陽炎の様な不安定をつくることで、それによりそれまで固定されていた中心点から、動きを支える支点へと変化することで、それまで固定されていた不具合が消滅していくという内容となりました。
体はバランスを崩した時は必ず手でバランスを取ろうとする習性があり、更に摩利支天の特徴の一つの日の光というところから、光の三原則も所作にいれ、それらの特性を合わせた操作法となりました。
どの様な動作の痛みでも同じ操作法で消滅することが出来ました。
体を不安定にすることで自立力が生まれ、それこそが自然治癒力の発動となる訳です。
特に加藤会員はこの初めて受けた内容にも関わらず、参加者全員を「妙術摩利支天法」で改善することが出来ました!
その他には瞬間的な血圧の下げ方や、振戦に対しての治療法などのお話しもありました。
今月もここから1か月どのように発展・深化していくのか楽しみです!(^^)!
更にはこの日に、宮中護持法~地の巻~の大変豪華な允許証を賜ることができました。
千葉司家誠にありがとうございました。