弁才流導之術~影の動き 皮引けば身が付く~
令和7年10月5日(日)、千葉県船橋市LIGHTSホールにて
第113回教伝会「弁才流導之術」が盛大に開催されました。
今回の相伝は、宮中護持法「律浄房日胤伝 北辰妙見法術 水之巻」より、
体内の”水の流れ”をテーマにした秘伝の法術の初公開です。
水が導く、身体と心の流動
「弁才流導之術」は、皮膚のわずかな操作を通して体液(水)の流れを整え、固定してしまった身体を一瞬で解放する活法です。
筋肉に直接アプローチするのではなく、
皮膚から体液の「流れ」を起こすことで全身が自然に調和していく…
まさに、妙見活法の根幹である「自然の摂理との同期」を体現した内容でした。
会場では、千葉吉胤妙星司家の実演により
わずかな皮膚操作で姿勢が整い痛みが消え、動作が軽くなる現象が次々と起こりました。
「皮を引けば、骨も筋も心も付いてくる」
そんな一瞬の変化に、参加者からは驚きと歓声が上がりました。
法術の真髄:流動が導く「湧き出し」
今回の法術は、流体力学の理(位置エネルギー・運動エネルギー・毛細管現象)を応用した整体法。
身体の中を流れる水の働きにより、「固定」から「流動」へと質が大転換します。
「水は湧き出る」「才能も湧き出る」「治癒力も湧き出る」
この言葉通り、生命の流れが蘇る瞬間を誰もが体感しました。
参加者の声
「皮膚を軽く伸ばすだけで、長年の痛みが消えた……」
「犬の足のケガも、術をお借りした瞬間に走り出した……」
「体液の流れが変わるだけで、心が穏やかになった……」
「最初苦労した操作法も、細かい指導にてできるようになった……」
皮膚のわずかな操作で体液の循環が変化し
筋肉・関節・神経・内臓までもが一瞬で整う。
その再現性の高さと応用の広さに、参加者一同が深い感銘を受けました。
講義内容から抜粋
- 皮膚(体重の約16%)と体液(約60%)が織りなす人体の「川」
- 水の位置エネルギーと運動エネルギーを利用した流動誘導法
- 固定化(滞り)を解く「流導性」の作法
- 川から始まる「湧き出し」の治療システム
- 皮も1つの臓器である
千葉司家は、「健康とは流れであり、皮を伸ばせば命が伸びる」と説かれ
皮膚と水の響き合いこそが生命の根元であることを示されました。
現場での臨床効果
早くも多くの先生方が臨床で成果を報告されています。
- 打撲痛が一瞬で消失
- 腕が90度しか上がらなかった患者さんが耳まで拳上
- むくみ・冷え・頭痛の即時改善
- 自律神経の安定と深いリラックス効果
この「弁才流導之術」は、肉体・精神・生命の固定化を流動に戻す万能法術として
全国の治療現場で広がりを見せています。
まとめ
皮膚を通して体液を導き流れを整える。
それは単なる治療技術ではなく「生命の理そのもの」を体感する瞬間でした。
次回の教伝会「神伝稲魂之術」では、さらに進化した妙見法術の新たな展開が予告されています。
どうぞご期待ください。