活法整体セミナーで活法・妙見活法の技術向上

臨床報告

「発声障害」「不眠」「脳梗塞後遺症」

七道之法術を相伝頂く前は、可動制限や動作の不具合は大抵霧島之活や逆鉾之法術で対処していました。

この二つは、それほどにシンプルで使いやすく、それまでの臨床が随分変わりました。

今回の七道之法術は、自分で使ってみると今までで一番可動制限を初めとした不具合全般に対して効果を感じています。

40代男性 アーティスト 高音が出せない

番自分でも衝撃的だったのが、アーティストさん(ボーカル)で以前2年ほど前に喉のポリープを切除した箇所に、

白板症状という癌腫瘍の手前の腫瘍ができていて、それによって高音が出せなくなったという方に七道之法術を使ったケースでした。

1月までに状態が変わっていなければ切除、

そうすると前とは同じパフォーマンスは発揮できないだろうという切羽詰まった状態で来ました。

声帯が上手く左右に振動しないイメージだったので、左右の外れで七道之法術をかけました。

かけた状態で声を出してもらうと、最初掠れていたのが、どんどん出やすくなるということです。

最終的には問題なく高音が出るようになりました。

ちなみに、右にスライドした状態だとどんどん出るようになりましたが、左にスライドした状態では変化しませんでした。

右にスライドした状態で、且つ少し全方向でハマる場所に誘導して声を出してもらうと出るようになりました。

これにはかなり喜んで頂き、次の週も効果は維持できていました。

白板症状自体はもし変化がなければ、知り合いの医師が使っているマイクロ波を使ってみることを勧めました。

20代男性 不眠 体のおもだるさ

特に朝重いだるさが抜けない、この数日眠れないということで来ました。

左背面の肋骨部が盛り上がっていて、触診すると腎臓より膵臓のようだったので、

教えて頂いた検査法を使うと全く両脚が上がりませんでした。

聞くと甘いものをかなり食べるようです。

千葉先生が○○会員に使ったようにうつ伏せで七道之法術をお借りすると、

冗談のように両足がビヨーンと上がるようになり、背面の盛り上がりが全くなくなりました。

本人が言うには、首の操作をされた状態でどんどん腰部に熱感のようなものが流れてくる感覚だったということでした。

その後の報告では眠れるようになり、朝の思いだるさが出なくなったと言うことでした。

40代男性 脳梗塞後遺症

この方は、肘、肩の拘縮が抜けて動きやすくなったものの、内反がどうしてもよくならない方でした。

仰向けで左足首を回内回外動作してもらうと、動かしづらいとのことです。

右足から牽引をかけた状態で動かしてもらうと動きやすくなるようですが、手を離すと戻ってしまいます。

右足首と右膝から幾つか操作を加えましたが、手を離すと左足は重くなってしまいます。

この、操作を加えている状態では動きやすくなるが、

手を離すと動かなくなると言う現象は特に脳卒中の後遺症の方々について大きな課題でした。

それが、頸から七道之法術をお借りして操作し、左足首が動きやすくなった状態を確認してもらい手を離すと、

動きやすさが維持できているといいます。

これは今までなかった変化で、さらに歩いてもらうと内反がほとんど出ません。

本人も今までで一番楽だということでしたが、それ以上に何故楽な状態が維持できているのか私自身がはてなマークでした。

これは、頭部から上手く連動し、神経回路の往復ルートがしっかりできることで、

中枢からの命令の行き来がスムーズにできるようになったのではないかと思いました。

最近感じていたことが、内反がしつこくでる方というのは、

中枢からの命令がしっかり抹消まで伝わらずに抹消と脊髄のやりとりで終わってしまっている状態なのではないかということです。

七道之法術の後に手を離して、動きやすさが形状記憶されたのは、

頚部がニュートラルな位置に入りそこから強い信号が足首まで伝わることで回路がしっかり開通したんだと解釈しました。

内反の変化が数ヶ月頭打ちだったので、その後の経過が楽しみです。

これらのケースは、七道之法術の相伝がなければ対処できなかったんじゃないかと感じる症例だったので特に報告しました。

他にもヤンキー座りできない方がその場でできるようになったり、

深く伸脚すると後ろに倒れてしまう方がその場で正常に伸脚できるようになったり、

階段を降りる時の膝の痛みがなくなったり、長年の股関節の不具合がその場で消えたり、

七道之法術の効果には目を見張る効果が続出です。

これからこれ以上の法術がまだ沢山控えていると思うと、末恐ろしい感じがありますが、

素晴らしい相伝の数々、有難うございます!

東京都世田谷区 坂下武幸