~陽は月を助け 月は陽を助く~
「なぜ、身体は動かしにくくなるのか?」
「なぜ、動きを少し変えるだけで、不調が瞬時に変化するのか?」
今回の教伝会では、こうした身体の変化を「相理」と「共生」という視点から捉え直し、自然界に存在する運動の法則を手技療法へと応用した、宮中護持法『相理共生之法術』が公開されました。
今回の大きなテーマとなったのが、「放射状の同心円」。
中心位置を固定した状態で回転運動を起こすことで、内側に凝縮されたものを外側へと放散させ、身体に生じた不調・不具合の「質の転換」を起こしていきます。
「術者が動かない」という新しい身体操作

この法術の大きな特徴は、術者が力を加えて身体を動かすのではなく、術者は中心を固定し、患者さん自身に動いてもらうという点にあります。
痛みのある部位を中心として固定し、そこから回転運動を起こす。
さらに、動きにくさをつくったり、一拍ずらしたり、逆位相を用いたりする「調子外し」によって、身体に蓄えられた力を解放する。
その瞬間に、身体に起こる反射・反応を利用して、不調を外へ放散させていきます。
「強く押す」「無理に動かす」といった従来の発想とは異なる、力に頼らない身体操作を学ぶことができます。
自然界の「渦」と身体をつなぐ
放射状の同心円は、身体だけに存在するものではありません。
天体の運動、台風や竜巻、水の渦、流体の循環など、自然界には「中心」と「回転」が組み合わさった運動が数多く存在します。
教伝会では、こうした自然界の現象を単なる知識として学ぶのではなく、身体現象や人間の動きへとつなげ、その理を実際の施術へと落とし込んでいきました。
さらに「太陽と月」「反射・反応」「愛と共生」など、身近な事象を例にしながら「相理」と「共生」の本質を解説。
一見すると別々に見える現象が、一つの術理としてつながっていく――。
そんな、妙見活法ならではの奥深い世界を学ぶことができます。
首・腰・肩・手首・股関節・顎関節などへ応用

今回の教伝会では、理論だけではなく実技に多くの時間を割いて相伝が行われました。
首、腰、肩、手首、膝、股関節、顎関節など、さまざまな部位に対して「放射状の同心円」の理を用いた施術法を実践。
実際の参加者からも、
「痛みを感じる部位を中心に放射状同心円運動を行うだけで、質が転換してしまった」
「比較的簡単な作法で、即座に効果を実感できた」
「すぐにでも臨床現場で活用できる内容ばかりだった」
といった声が寄せられています。
こんな方におすすめです
- 現在の治療技術に、さらに新しい手技を加えたい方
- 強い力に頼らない施術を身につけたい方
- 首・腰・肩・膝・股関節など、幅広い症状への対応力を高めたい方
- 患者さん自身の動きや反射・反応を利用した施術を学びたい方
- 理論だけではなく、実技として再現できる技術を学びたい方
- 自然界の理を身体操作へ応用する、古伝の手技療法に興味がある方
- これから本格的に手技療法を学びたい方
今回の教伝会は、実技を中心とした構成となったことで、術理と実際の身体操作を結びつけながら学べる内容となりました。
参加者からも「実技と術理がきれいに噛み合い、理屈と感覚が共生して、とてもわかりやすかった」との声が寄せられています。
自然界の「渦」を、身体を整える「術」へ。
「放射状の同心円」
「中心位置の固定」
「二つの回転運動」
「調子外し」
「反射・反応」
これらを一つの術理として結び合わせることで、身体に生じた不調・不具合を外へ放散させ、瞬時の「質の転換」を導いていく。
『相理共生之法術』は、自然界に存在する運動の理を、身体操作と手技療法へと昇華した宮中護持法です。
プロの手技治療家はもちろん、これから治療を学びたい方にも、身体を見る新たな視点と、臨床へ応用できる具体的な技術を学んでいただける内容となっています。
教伝会で実際に相伝された術理とお作法を、ぜひDVDで繰り返しご覧いただき、日々の臨床・研鑽にお役立てください。