「方向」が整えば、身体は自然に整う
教伝会で公開された『三合松葉之法術』。
第一奥伝会では、「人体の三合は皮膚である」という重要な術理が公開されました。
そして第二奥伝会では、その理論をさらに一歩深め、
「正しい方向性」と「中心の構築」
という、三合松葉之法術の完成形ともいえる内容が公開されました。
身体を整える鍵は「中心」にある
今回の奥伝会では、車のフォグランプやスポットランプを例に、照射角度によって光の広がりや到達距離が変わる道理から、「三重積のベクトル」が持つ意味について詳しく解説されました。
松葉を二つ重ねると、一つの平行四辺形が生まれます。
そして平行四辺形は、対角線を結ぶことで必ず中心が定まります。
人体も同じです。
身体の不具合とは、それぞれの方向性が乱れ、中心を失っている状態です。
だからこそ妙見活法では、形を無理に矯正するのではなく、乱れた方向性を整え、本来あるべき中心を構築することを重視します。
この「中心」をつくるという考え方こそが、『三合松葉之法術』を理解する上で欠かすことのできない重要な術理であり、第二奥伝会ではその理論と実践法が詳しく公開されました。
「北斗起床」の真の意味
今回公開された内容の中でも特に印象的だったのが、北斗起床の完成形です。
身体の乱れた状態は「後ろ向き・下向き」。
一方で、本来の状態は「上向き・前向き」。
その正しい方向性を構築することで、頭は軽く、身体は自然と整い、本来の活力が引き出されます。
さらに、触れる際には「あたりさわりのない触れ」によって余計なノイズを生じさせず、自然な変化を導くという、妙見活法ならではの繊細な作法も公開されました。
道理を理解すると、切れ味はさらに高まる
参加者からは、
「三重積のベクトルと三合松葉の関係が腑に落ちた。」
「北斗起床の意味がようやく理解できた。」
「道理を理解したことで、作法の切れ味がまるで変わった。」
「中心を取る意味が初めて分かった。」
など、多くの感想が寄せられました。
技術はもちろん大切ですが、その背景にある道理を理解することで、同じ作法でも現れる作用は大きく変わります。
『三合松葉之法術』を完成させるために
第二奥伝会では、教伝会・第一奥伝会で公開された内容をさらに統合し、「三合松葉之法術」の完成形が公開されています。
正しい方向性とは何か。
なぜ中心を取ることで身体は整うのか。
その答えが、理論と実技の両面から詳しく解説されています。
『三合松葉之法術』をより深く理解し、臨床で自在に活用したい先生に、ぜひご覧いただきたい一枚です。