活法整体セミナーで活法・妙見活法の技術向上

臨床報告

「感音難聴」

10代 女性 【特発性両側性感音難聴】

もともと頭痛・腰痛で治療をしている方です。

現在は数か月に1度のメンテナンスでいらしている方です。

耳は小学校4年生の時から聴力が落ちはじめ

小学校6年生で両耳が完全に聴力を失い【特発性両側性感音難聴】という診断を受け、

両耳に人工内耳埋込術を行い、両耳に補聴器を着けることで音・声が問題なく感知できますが、補聴器を外すと完全に聴こえなくなる状態です。

当然西洋医学ではもう回復することはないという見解です。

今までこの耳に対して施術を行ったことが無かったのですが、先日水曜武伝会の「真武太一之活」の遺伝子操作の活法をお借りしてみました。

検査の時点で右手・左手いずれも状態の変化が出なかったので、治療ポイントの手を交互に操作してみました。

(後で考えてみて、股関節など他の変化が見える場所で変化の代用を取ればよかったのか?と思いましたが・・)

お母さんも一緒に来ていたので、お母さんに操作時に音叉を叩いてもらいました。

右手の操作の場合変化なしだったのですが、

左手を操作したら、ナ!ナント!! 左の耳が音をキャッチしたのです!

お母さんも本人も驚いており(多分一番は私でしたが(;^_^A))、

振動の勘違いではないのか?とお母さんが聞いたところ、本人は「音で聴こえてる」という返答でした。

音叉を何度か叩いてもやはり左耳は音を捉えるようになりました。

その後、耳元で手を叩いたところこれも「パン!とはじける音がした」と言っておりました。

次にお母さんが左耳の近くで「きょうは暑いねー」といったところ、後半部分「いねー」あたりが聴こえたそうです。

右耳は治療中に変化は見られませんでした。

病院ではIPS細胞を使ったとしても聴力の回復は無理だろうと言われていたそうです。

そして音の中でも高音が特に駄目といわれたにも関わらず、4096HZの音叉の音をキャッチすることが出来たのです。

折角キャッチできるようになったので、明日から補聴器ない状態でも左右耳元で話しかけていただくようにお伝えいたしました。

もう少し上手に行えばもっと変化が出せたのだと思います。。。

しかし遺伝子からも操作してしまう妙見活法に何とも表現できないくらいの感動と驚きの臨床でした。

千葉県津田沼 月辰会活法整体院 栴檀芳之妙乗