活法整体セミナーで活法・妙見活法の技術向上

臨床報告

「ギックリ腰」

ジムのトレーナー 男性

「玄義豊受之活」「牛蒡抜き」を使ったギックリ腰の臨床報告をいたします。

私の利用しているジムのトレーナーですが、

休館日に2台マシンの入れ替えがあり、作業中にマシンを持ち上げた際に腰を痛めたそうです。

マシンの入れ替えは、ジム内で部品を組み立てるのではなく、

完成状態のマシンを搬入し、今まであったマシンを外に搬出するそうです。

入り口が狭かったり、螺旋階段を昇降したりというのをスタッフ5人で

行っていたそうですが、その人数でもなんとかやっとという重さと言ってました。

しかも搬入が始まったばかりの状況で、搬出は全然完了していない状態でした。

休日出勤で、他に代わりがいなく更にそのスタッフが一番力がある為、

抜けることが出来ない状態でした。

状態としては、膝屈伸時に腰に激痛・体幹背屈時・前屈時に腰に激痛でした。

唯一の救いは、それでも歩いて来たので、会長よりは軽い症状だったことです。

まず膝屈伸時の上下動作の痛みを「玄義豊受之活」を行いましたら違和感が残るものの

動作が出来るようになりました。

そのあと「牛蒡抜き」を行いました。

目一杯脚に張力をかけていただき、抜きました。

そうしましたら、腰の前屈・膝の屈伸での腰が殆ど問題がなくなり、

後屈も最初殆ど動かせなかったのが、最初の可動域より広がった位置での痛みに変化しました。

それも「玄義豊受之活」を行ったところ「何か少し気になる」ところまで変化したので、

そこで終わりにしました。

しかしこの後もすぐ作業ということでしたので、もし何かあったらすぐ連絡してもらうように

お伝えしました。

しかしその日に連絡は来ませんでした。

後日そのトレーナーに会ったので、そのあとの経過を聞いてみましたら、

当日はその後問題なく作業を完遂したそうです。

翌日もバーベルを担いでスクワットをすることが出来たと言っておりました。

今回は今まで経験のない、治療直後に再び変な体勢や、偏ったあり得ない負荷を強いられる状況のなか、

それでも再発せず翌日にスクワットが出来るまでに回復することができたこの状況に、

五輪の力と合気の作用の凄さに驚くばかりです。

戦国時代の合戦時の落馬のなどによる腰痛も、

こんな感じで何事もなくまた馬に乗って戦いに行くことが出来たのだと思いました。

またしても妙見活法の凄い一面を見ることが出来ました。

今回も本当に妙見活法でないと、この患者さんの状況を丸く収めることは出来なかったでしょう。

千葉県津田沼 月辰会活法整体院 栴檀芳之妙乗