活法整体セミナーで活法・妙見活法の技術向上

臨床報告

「指の腱の痛み」「20年前からの手首の痛み」「10年ぶりに呼吸が楽です」

50代 女性 腱がつながる

右手小指の腱が切れて伸ばせない痛い

3日前から右手小指が急に痛くなり伸びなくなった。そして病院で検査を受けたところ診断は「腱が切れている」で手術を勧められたそうです。

その病院の担当医の予定がいっぱいで手術が7月終盤になるため、違う病院で手術ができないか、模索中とのことでした。

右の手の平を水平に広げると小指は約60度上がったままで、それ以上伸ばせず、痛みもあり、洗顔時など日常生活で支障があったそうです。

つかみに120の認識で脇に触れました。

すると指に変化が起き可動が上がり痛みが減りました。

「あれっ」となってましたのでつかみはオッケーと捉え

仰臥位でリラックスさせて

120からの腕と足の吊忍をしていきます。

ひとつひとつ確認していきましたが、その都度可動域が上がっていきました。

何回かで小指の伸びは8、9割戻り、痛みもほぼ無くなりました。

それ以上やっても可動域は戻りませんでしたが、痛みは完全に消えたと伝えられたので

その時点で「もう大丈夫です」と切りにしました。

何度も小指を動かして首を傾げているので

「他の細胞が腱の代わりをして助けてくれる様になったんですよ。よかったですね。」

「えー」っとなっていましたが

次回の病院の検査で何て言われるか楽しみと言って帰られました。

■40代 女性 手が付けない

[20年ぶりに]

20年前にしゃぶしゃぶ店のアルバイトで重い大きな鍋を片手で支えたところ手首を痛めてしまい、それ以来、床に手を付くと痛いという症状でした。

120からの直角と拮抗と不動で少しですが可動が良くなりましたが、手を床に付いて体重かけると「痛い」となります。

「痛い」の言葉の連発を避けるため1〜10までの数値でこちらに伝えてもらうようにして再度臨みます。

患者さんの体勢を変え、

手を変え品を変えでも7より減りません。

これ以上追わずにここで打ち切り と考えましたが

もう少しチャレンジしようと思い直し、少し間を空けてから

患者さんの横で床に手を付いて同じ体勢を作り、自分で体を動かしていると楽な体勢がありました。

その形を患者さんに伝えて

反対の腕に触れて120から直角にして拮抗させてから

確認してもらうと「あっ痛みがなくなった!」となりましたので、再度私の手を離して離れて、もう一度確認してもらいました。

「痛くない!20年ぶりにちゃんと手をつけた!」の言葉。

「よかったですね」で返し切りにしました。

今までなら同じようなケースで深追いせずでしたが、焦らず仕切り直しで、うまくいった例でした。

10代 男性 蓄膿症

[10年ぶりにまともな呼吸ができた。]

蓄膿症で左鼻がずっと詰まっているとのことでした。

はじめにリラックスを作り、120からの直角 拮抗

竹の節 吊忍 を120の触れから始めていきました。

段々と鼻が通っていき四手目で「ほぼ通った」となりました。

仕上げに詰まり取りの活をお借りして簡単な呼吸法を伝えてやってもらうと「久々にまともに通る!」

「10年ぶりにまともな呼吸ができた!」と興奮して伝えてくれました。

以上です。

うまくいかなかった時を考慮して

先に繋げていき精進します。

千葉先生いつもありがとうございます。

豊橋薬師活法整体院

冨田恵司