活法整体セミナーで活法・妙見活法の技術向上

臨床報告

二天日月療法 参加者の声&臨床報告

愛知県大府市 阪野祐介承玄

二天日月療法秘伝書
妙見活法整体セミナーテキスト

この度は教伝会に参加させていただき、誠にありがとうございました。

今回の相伝も固定観念が崩れ、新たな認識が芽生えた内容となっており
質の高まりを感じることができました。

前回の「三光一之活」は作用と反作用の世界となっており
今回の「二天日月療法」は反作用を方位で抑えてしまう法術の世界でした。

「二天」とは
・太陽の輝く空
・月が見える夜空
を示しています。

「月光菩薩」=月
「薬師如来」=地球
「日光菩薩」=太陽

上記の関連性において
「月光菩薩」と「日光菩薩」が対の関係になっており
各々が逆向きのハスの花を持ち、二つが交じると「卍」になりました。

「月光菩薩」は「日光菩薩」が反射したお姿でしたので
「日光菩薩」の鏡写しが「月光菩薩」…

ハスの花が逆向きになるのも頷けました。

薬師如来は妙見菩薩が現世で近い所でご利益を与える為の姿になって現れたと言われています。
本地垂迹の観点からつまり妙見菩薩と薬師如来は同一の存在なんですね。

興味深かったことは「地球の方位」の解説です。
スライドで示して下さいましたが、向きによっては太陽は東から西へ沈んで行ってしまいます。

「三次元方位」の観点から見ると上下と左右が逆転しますので太陽は東から西へ昇っていきました。

鏡に映る姿が左右しか逆転していない理由は二次元の反射だからでした。

これらを鑑みると地球上の東西南北は地表から描く方向であり
線上で判断する分において有効であることが理解できました。

重要な事は北という角度はない事。
宇宙空間では方位のナビゲーションはない事。
地球から離れてしまうと方位を作ることができない…

これまでの認識が新たに上書きされた瞬間でした。

最も興味深かった事は月が地球の合わせ鏡になっている事です。

月においては
地球の海が陸であり地球の陸が海になっていました。

「こんな事ある?!」
って思いましたが、ありました。

日本が世界の雛形である事にも通じるような気がしました。

妙見活法整体セミナー二天日月療法の様子

地球の回転は卍の動きになっている…
磁場のスピンは「卍」になります。
「卍」は「万治」に連なります。

十字の回転は全ての不具合を消滅させることから万治に連なります。

「卍=万治=十字の回転」の相関関係があると考えられます。

実技につきましては二天は日月のことでしたので
・日=太陽神経叢
・月=水月
と捉えてアプローチする作法をご教授いただきました。

「日月十字切り」
縦軸と横軸の十字を作るだけで立てなくなったり立てるようになったり貴重な経験をすることができました。

これだけで?と思いますが実際にこれだけで活殺自在になるのが妙見活法です。
「動体中位・中間の再構築による整体」が今回のテーマとなっています。

乱れたものは基準点に戻って再スタートさせればいい…

球体の中心力は回転より生じる…

逆転するのは卍の章であり十字を逆にすると日月卍になります。
指の入れ替えだけで治ってしまうのは反作用が無くなるからです。

印象の残った臨床報告を述べさせていただきます。

60代女性 胸痛、息苦しさ

1週間前から息苦しさを感じ同時に左肋骨付近に痛みがありました。

施術後に病院で検査を受ける予定でしたが、その前に少しでも痛みと息苦しさが和らげば嬉しいとのことでした。

前日の奥伝会でご教授いただきました空気を入れる作法をお借りしますと
息苦しさがほとんど無くなりました。

部分的に残った胸痛について
「二天日月療法」をお借りしますとその場で痛みも消失しました。

薬を飲んでも引かなかった痛みが瞬時に無くなっていきましたので困惑した様子でしたが
時間が経過すると有り難みを認識し

「ここまで楽になるなんて正直考えていませんでした。病院に行く必要もないくらいですが
予約してしまったので検査だけ行ってきます。」

と笑顔でお帰りになられました。

50代女性 胸痛、体の歪み

4ヶ月前から肩から左胸にかけて痛みを感じ病院や治療院に行っても改善されなかったとのことでした。

仕事で座っていることが多く昔から姿勢も悪かったこともあり
見た目で体勢が乱れていることがわかりました。

「二天日月療法」をお借りしました。

左右の胸に二本の指で触れただけで胸痛が無くなりました。

座位による不動金縛りと立位での手を交差した触れで姿勢の乱れも整いました。

太陽神経叢と水月の調整による動体中位・中間の再構築の整体は
半端ない質の転換でした。

千葉司家による火傷の治療

妙見活法での治療の様子
足の火傷治療の様子

この度は火傷の治療をしてくださり誠にありがとうございました。
お陰様ですっかり良くなりました。

最初に経緯をお伝えしますと
教伝会に参加する1週間前に不注意で熱湯が左足の甲にかかり火傷をしてしまいました。

火傷をした当日は床に足をつけることも難しく
一部の皮膚がめくれ血豆が広がっていました。

奥伝会当日も立っていても歩いていても痛みがあり
足の甲が腫れていたので靴を履くのも辛い状態でした。

奥伝会で空気を扱った作法によってひと触れしていただきましたら
本当に不思議ですね、その場で痛みが激減しました。

立っていても正座をしてもほとんど痛みがない状態になりました。

奥伝会が終わった後はスッと靴を履くことができました。

「これで傷の治りが早くなるから」
と仰っていただきましたが
翌日の教伝会にはほとんど痛みがない状態で
参加することができました。

本当にありがとうございました!

驚くべき事は滲出液と言うのでしょうか、
傷口から透明な液体が出ていてなかなか引かなかったので
ずっとガーゼを当てていました。

しかし教伝会の翌日の月曜には一切出なくなったではありませんか。
あれから劇的に治りが速くなったのは間違いありません。

妙見活法、凄すぎます!

今回は貴重な体験をさせていただきました。
火傷であっても治ってしまうのが妙見活法です。

最近では法術の世界に踏み込んでいます。

正伝妙見活法協会では
自然の摂理に則った手技療法を
修得することができます。

宗家に実際に触れてもらい
学ぶことができる貴重な機会です。

これからも妙見医道の道を
会員の皆様と共に歩んでまいります。

以上を持ちまして教伝会の参加報告とさせていただきます。

愛知県大府市 阪野祐介承玄