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治療コラム

猫背になる原因とは?治し方や悪い姿勢を矯正するためのコツ

猫背になる原因とは?治し方や悪い姿勢を矯正するためのコツ

テレワークなど自宅で仕事をする機会が多くなり、猫背に悩まされる方が増加傾向にあります。

猫背の多くは病気が原因ではありませんが、悪い姿勢を放置するとさまざまな身体的・精神的デメリットを引き起こす可能性があるため注意が必要です。

本記事では猫背になる原因や起こり得るトラブル、および悪い姿勢の改善法について解説しています。

猫背とは?

猫背とは?

人間の背骨は横から見るとアルファベットの「S」のように弯曲しており、胸椎は生理的に緩やかな後弯を描いています。

猫背になると胸椎の後弯が強くなりすぎ、猫のように背中が大きく出っ張った見た目となるのが特徴です。

高齢の方に見られる円背(えんぱい)とは異なり、骨自体の変形を伴わないことが一般的です。

しかし、猫背の姿勢を続けるとやがて骨自体の変形を招く可能性もあるため注意が必要です。

猫背のチェック方法

猫背のチェック方法

自分が猫背かどうか確認するためには、以下のチェック法を試してみると良いでしょう。

  1. 壁に背中を向けて立つ
  2. 両足の踵を壁につける
  3. お尻と背中、頭を壁につける

上記の動作を行った際に、お尻は壁につくものの肩・頭と壁の間に隙間ができる場合、猫背になっていると考えられます。

お尻と肩はつくものの、頭が壁から離れている方はストレートネックの疑いがあります。

猫背の主な原因

猫背になる主な原因としては、以下の6点が挙げられます。

  • 座り方
  • 体幹の筋力低下
  • 臀筋やハムストリングスの筋緊張
  • スマホの使い過ぎ
  • 身体に合わない椅子や机
  • 視力の低下

ここでは、猫背の主な原因について解説します。

座り方

猫背の多くは生活習慣が原因となって起こりますが、なかでも座り方は重要なポイントです。

デスクワークの方は、椅子に浅く腰かけて背もたれに寄りかかると、骨盤が後ろに倒れるため猫背になるリスクが増加します。

床に座るときも骨盤が後ろに倒れると、猫背になるため注意が必要です。

体幹の筋力低下

全身から両手・両足を除いた身体の中心部を体幹と呼びます。

体幹の筋力が低下すると、上半身をしっかり支えられなくなるため、猫背になる可能性が高くなります。

臀筋やハムストリングスの筋緊張

臀筋(お尻の筋肉)やハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)が緊張すると、骨盤が後ろに倒れて猫背になる可能性が高くなります。

臀筋やハムストリングスが緊張する原因としては、デスクワークにともなう長時間の同一姿勢などがあげられます。

スマホの使い過ぎ

近年になりスマホの普及にともない、猫背の方が増加する傾向にあります。

スマホを見るときは顔を下に向けるため、バランスをとるために骨盤が後ろに倒れがちです。

スマホの使い過ぎは猫背だけでなく、ストレートネックのリスクも増加させるため注意が必要です。

身体に合わない椅子や机

デスクワークの方の場合、身体に合わない椅子や机も猫背のリスクを高める原因となります。

例えば身長に比べて机が低いと、パソコンを見る際に背中が曲がるため、猫背になる可能性が高くなります。

視力の低下

視力の低下も猫背を引き起こす原因の1つです。

パソコンの画面などがよく見えないと、顔を近づけて背中が曲がるため、猫背になる可能性が高くなります。

猫背がもたらすデメリット

猫背の多くは病気が原因ではありませんが、悪い姿勢を放置すると次のようなデメリットを招く可能性があるため注意が必要です。

  • 肩こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 足のむくみ
  • 便秘
  • 自律神経系の不調
  • 見た目の悪化

ここでは、猫背がもたらすデメリットについて解説します。

肩こり

肩こり

猫背になると骨盤が後ろに倒れ、バランスをとるために頭の位置が前方へスライドします。

頭には体重のおよそ10分の1もの重量があるため、少し前方へスライドするだけで首や肩への負担が増加し、結果として肩こりのリスクを高めます。

デスクワークの方に、肩こりが多いのもそのためです。

頭痛

頭痛

猫背にともない首や肩まわりの筋肉が固くなると、血管が圧迫されて脳へと送られる血液量が減少します。

脳へ送られる血液量が減少すると、血行を促進するようサインが送られ、一時的な血管の拡張により片頭痛を引き起こしやすくなります。

また、首や肩まわりの筋緊張自体も、緊張型頭痛の発症原因となるため注意が必要です。

腰痛

腰痛

猫背になると骨盤が後ろに倒れ、お尻まわりの筋肉や筋膜の緊張を引き起こします。

お尻まわりの筋膜が硬くなると、腰の筋膜が引っ張られて腰痛の発症リスクが増加します。

腰の筋肉や筋膜が硬くなった状態を続けると、ぎっくり腰の発症リスクも増加するため注意が必要です。

足のむくみ

足のむくみ

猫背の姿勢を続けていると、臀部やハムストリングスの筋緊張によって血管が圧迫されます。

臀部やハムストリングスの血管が圧迫されると、下肢の血流が阻害されるため足のむくみを引き起こしやすくなります。

デスクワークの方に足のむくみが多く見られるのも、猫背と無関係ではありません。

便秘

便秘

猫背の姿勢を続けていると、上半身をまっすぐに保つ働きをする体幹の筋力が低下します。

体幹の筋力が低下すると腹圧が弱くなり、結果として便秘の発症リスクが増加します。

筋力の弱い女性に便秘が多く見られるのも、猫背と無関係ではないわけです。

自律神経系の不調

自律神経系の不調

猫背になると顔の位置が前方へスライドするため、首の筋肉に大きな負担がかかります。

首には星状神経節と呼ばれる「神経のツボ」があるため、筋緊張によって神経圧迫を起こすとさまざまな自律神経系の不調を引き起こしやすくなります。

近年になり首こり病(頚性神経筋症候群)が注目されるようになっているのも、首と自律神経の働きに大きな関係があるためです。

見た目の悪化

見た目の悪化

猫背は身体的・精神的不調だけでなく、見た目の悪化も引きおこすため注意が必要です。

例えば、猫背になると骨盤が後ろに倒れるため、お腹がポッコリと出て見えてしまいます。

また、猫背にともない足のむくみが続くと、実際の体重よりも足が太く見える結果となります。

猫背の改善法

猫背の多くは日常の生活習慣によってもたらされるため、以下の点を意識することで改善・予防が期待できます。

  • 正しい座り方を身につける
  • 筋緊張を緩和する
  • 大股気味に歩く

ここでは、猫背の治し方について解説します。

正しい座り方を身につける

正しい座り方を身につける

デスクワークの方は、正しい座り方を身につけることで、猫背のリスクを下げることが期待できます。

椅子に正しく座るための手順は以下の通りです。

  1. 椅子の前に立つ
  2. 両手をひざについて前傾姿勢をとる
  3. 前傾姿勢のままお尻を座面に乗せる
  4. 両手でひざを押しながら上半身を起こす

4のとき、坐骨に上半身の体重が乗るようにイメージしましょう。

上半身に無駄な力が入っていなければ、正しく座れている証拠です。

筋緊張を緩和する

猫背は筋緊張により起こりやすくなるため、普段から以下3つのストレッチに取り組むことがおすすめです。

臀筋のストレッチ

臀筋のストレッチ

殿筋が硬くなると骨盤が後ろに倒れるため、以下の手順でストレッチすることがおすすめです。

  1. 布団やヨガマットにあおむけで寝る
  2. 右ひざを曲げて両手で抱え胸の方へと引き付ける
  3. 30秒たったら反対側も同様に行う(3セット)

ひざを胸に引き付ける際、反対の方に向かって引き付けるとより効果的です。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスが硬くなると、骨盤が下に引っ張られて猫背になりやすいため、以下の手順でストレッチしましょう。

  1. 布団やヨガマットにあおむけで寝る
  2. 右ひざを曲げて両手でひざの裏をつかむ
  3. 右足をまっすぐに伸ばし太ももの裏をストレッチする
  4. 30秒たったら反対側も同様に行う(3セット)

身体が硬い方は、タオルを足の裏にひっかけて太ももの裏を伸ばすと良いでしょう。

胸郭のストレッチ

胸郭のストレッチ

胸の筋肉が硬くなると肩の位置が前方へスライドし、猫背のリスクが高くなるため、以下の手順で緩めておきましょう。

  1. 布団やヨガマットにあおむけで寝る
  2. バンザイをするように両手を大きく上に伸ばす
  3. 30秒たったら両手を横に大きく伸ばす
  4. 3セット繰り返す

スポーツ経験のある男性で胸の筋肉が発達している方は、しっかりと胸郭をストレッチすることがおすすめです。

大股気味に歩く

大股気味に歩く

猫背を改善・予防するためには、普段から少し大股気味に歩くことがおすすめです。

大股気味に歩くことで自然と上半身がまっすぐに伸びるだけでなく、体幹の筋力アップにもつながります。

極端に歩幅を広げる必要はなく、ほんの2、3㎝だけ大股気味に歩いてみましょう。

妙見活法での改善法

妙見活法での改善法

妙見活法は日本古武道の桓武月辰流柔術に伝承される手技療法です。

現代人の気になる猫背にも対応できる技術を継承しています。

その中でも特に即効性に優れている「弓月之活」と呼ばれる操作法があります。

施術者の手を文字通り弓や三日月の様な形にして施術します。

この独特な操作法は狂った体軸のバランス支点を整えるので、身体に一本筋が通ったような美しい姿勢が無理なく保てるのです。

妙見活法での治療事例~10代女児 宮城県白石市 白石接骨院いとう~

妙見活法での治療事例~10代女児 宮城県白石市 白石接骨院いとう~
主訴
  • 親御さんが悩まれている
  • 本人には猫背の自覚無し(自分なりには真っ直ぐ立っているつもり)
施術
  • しゃがむ体制になってもらい、頭部・体軸・呼吸を全て合わすように弓月之活を施す
  • 一度で整ったが、余裕がありそうなので再度弓月之活を施し一日目は終了
  • 二度目の来院時は前回のままキープできている様子
  • この日も二度の弓月之活を施し終了
結果

施術から二年後に親御さんが来院される。
そのまま姿勢が保たれ猫背にはなっていないとの報告を受ける

時間にして1分にも満たない施術で劇的な変化を得られた。
その後も猫背で悩んでいる方にはすべて弓月之活で対応し、満足頂いている。

白石接骨院いとう

住所:〒989-0222 宮城県白石市鷹巣字三島25-2

電話番号:0224-25-8611

まとめ

猫背になると肩こりや腰痛などの身体的不調だけでなく、精神的不調や見た目の悪化も招きやすくなります。

猫背の多くは日常の生活習慣によってもたらされるため、自分の猫背の原因を知り、正しく対処することが重要です。

今回ご紹介したストレッチはどれも寝ながらできる簡単なものばかりなので、日常的に取り組んで猫背を改善・予防しましょう。

また妙見活法での治療技術に興味のある方、現在手技治療家の方はセミナーやDVDで整体技術を学べます。
無料動画も用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

栴檀芳之

栴檀芳之

柔道整復専門学校卒業後、国家資格「柔道整復師免許」取得。
整骨院・接骨院(個人・グループ店含め)10年勤務し分院長を経験。その後、整形外科にて10年勤務しリハビリ主任を経験。
生活習慣病・慢性疾患に対する栄養学・治療テクニックを習得し、2010年に千葉県浦安市に「せんだん接骨院」を開業。
令和元年に千葉県習志野市に「月辰会活法整体院」をリニューアルオープン。
・資格:柔道整復師・生活習慣病予防指導士・正伝妙見活法協会認定 高度療術士
・メディア等:健康雑誌「月刊わかさ」にて、『全国の凄腕達人20人』の一人として複数掲載。
・HP:https://gessinkai-kappou.com/access/